VIX指数の相場観測レポート

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ハイレバ

こんにちは、こんばんわ。うどんマン(@udonman1989)です。

本日は、当ブログをご訪問頂きありがとうございます。

このページは、毎週のVIX指数相場に関係しそうな情報をまとめた記事となります。

情報の解釈については管理人の私見も入っており、また正確性を保証するものでもありません。

最近ブログに損をしたという批判を頂戴しますので改めまして投資については自己責任である事をご了解頂ければと思います。

VIX投資ニュース

VIX指数は、株式市場に不透明感・リスクオフ思考が強くなると急騰する性質があります。

という事で投資家のメンタリティーが現状どういった状況にあるのかを客観的に表す指標を中心に確認していきます。

VIX(恐怖指数・米国VI)を利用して利益を上げるトレード方法【スイング・売りトリラピ】
今回は、一部投資ブログ界隈で人気のGMOクリック証券のVIX指数CFDの米国VIについてその特徴と売買方法について記事をまとめました。 米国VIは、市場のボラティリティを利用したトレードです。 ...

関連記事>> VIX投資の方法は「米国VIを利用したトレードマニュアル」の記事で!

2020年6月4週

VIXは30〜35で推移・VIX先物は建玉減少とやや相反する動きです。

2020年6月第3週

VIX指数は、米国内での暴動・新型コロナウイルスの第2波の懸念・トランプ大統領の大統領選の動向などによりVIXは大きなボラティリティを予感させる展開です。

VIXの建玉数は先週比からやや微増です。

2020年6月第2週

VIX指数は、ダウが一晩で2,000ドル近く下げる暴落を受け大幅な急騰が起こりました。

先物市場では、特に大きな建玉増は見られません。

ここから2番底を探りに行くのかそれとも一次的な調整で終えるのかを注視しながら投資に取り組んでいきたいです。

2020年6月第1週

異次元的な金融緩和と失業率の改善によりVIXは大幅な下落が記録されました。

先物市場では久しぶりの建玉増が見られました。株価がコロナショック前の水準に怒涛の勢いで迫っているのでVIXの先物でヘッジしているのではないのかと個人的には考えています。

VIXショートをしている方は大きく儲かる水準ですのでそろそろ建玉の調整などをした方が良い水準かもしれません。

2020年5月第4〜5週

今週のVIX相場も27〜30前後という狭いレンジで大きな動きがなく1週間を終えました。

VIXの建玉数も減少が目立ってきています。

米国では、コロナとは別のリスクとして中国との新たな冷戦に繋がりかねない状況・黒人差別の再燃など新たなリスクが出てきました。

株価も最安値から50%以上の戻しを記録しており2番底が意識されない状況が出来つつあります。

2020年5月第3〜4週

VIX指数は、先週から更に値を下げる結果となりました。

新型コロナウイルスは、世界各地でほぼ第1波が完了して、アフターコロナとしてウイルスと経済のバランスをどの様にとっていくのかが焦点になりつつあります。

第2四半期以降の企業業績は、大幅な減益の可能性が極めて高く、いよいよ2番底を目指していくのか?という点がポイントとなりそうです。

VIXの先物市場では、非投機筋のロングポジションが増えていることが気になります。

2020年5月第2〜3週

今週のVIX相場は、コロナウイルスの第2波や金利への懸念から一時急騰する場面が見られました。

VIXの先物については、特に大きな動きはありません。

多くの投資家が2番底を警戒している限りは株価が下がると押し目買いが入るのでVIXの極端な上昇はあまり無いのではないかと感じています。

2020年5月第1〜2週

今週のVIXは、世界各地でのロックダウン緩和による動きから右肩下がりを続け遂に20を切る水準に突入しつつあります。

VIXの先物市場も動きが乏しく次に上下どちらに動くか迷っている様な動きに見えます。

来週以降のVIXの動きは引き続きコロナウイルスが収束に向かい、リスクオンになるのか流行の第2波が来るのかという点が焦点になりそうです。

2020年4月第5週〜5月第1週

 

今週のVIX相場は、より一掃の低下が期待されましたが、最終営業日である金曜日に残念ながら急上昇するという展開が見られました。

原因としては、アメリカから中国に対してコロナウイルスを世界に拡散させた事に対して訴訟が起きたり新たな関税を導入するなどの対応を考えているという報道が出た為です。

恐怖欲望指数は、42と中立までには達していない展開です。

来週は、相場が2番底を目指すのかを試す重要な1週間になりそうです。日本は、GWで休場ですが、世界のマーケットは動いています。

大きな負けを喫し無いように頑張りたいです。

2020年4月第4週

VIX市場は、波乱の3〜4月を何とか耐え抜いていよいよ35という数値まで落ち着いてきました。

多くの投資家が懸念する2番底はないまま株価指数はV字回復が続いています。

VIXの先物は、投機筋・非投機筋問わず建玉減が続いています。

Fear Greed Indexは、39とまだ中立には届いていません。

来週以降も、VIXの続落を念頭に置いてポジションをとっていこうと思います。

2020年4月第3週

VIX指数は、基本的に下落が続く1週間でした。

基本的にはコロナ騒動により悪材料が報道されますが、VIXに関しては反応がどんどん薄くなっています。

VIX先物市場は特に大きな動きは見られず、また動き出す予兆も感じづらい現状です。

恐怖欲望指数は、44を記録して投資家心理は落ち着きを取り戻してきています。

ここからは、株価が2番底を目指すのか、それともV字回復が続くのかによって新たな展開を見せそうです。

2020年4月第2週

VIX指数は1週間を通じで下落が進んでいます。

米国は全力で金融政策を撃っており意地でも景気後退をさせないという意欲が感じられます。

VIXの先物市場では久々に建玉数の増加とショートの増加が見られました。

ここからはVIXショートを徐々に強めていく戦略をとる優位性が少しずつ出てくると予想します。

2020年4月第1週

今週のVIX相場は一貫して下落が続く1週間となりました。

株価自体も2番底を探る展開となっておりVIXと株価の逆相関が崩れる展開が続いています。

雇用統計やコロナウイルスの広がりに好転の兆しが中々見えない中では恐怖欲望指数の改善は中々難しい様です。

VIXの先物市場では大幅な建玉の減少が続いています。株価が2番底を探る展開になっても現在多くの悪材料は株価に折り込み済みになりつつあるので再びVIXが80を超える展開になる可能性は少ないと考えています。

2020年3月第4週

株式市場が上昇しているにも関わらずVIX指数は中々下げる気配を見せません。

理由としては、金融の緩和をしてもコロナリスクやクレジットリスクの根本的な解決には至らない事が原因ではないかと考えています。

恐怖欲望指数は、1週間前の8からやや改善の傾向が見られます。

VIX先物は大幅な建玉整理が見られました。

来週は再度VIXの上昇が予想されます。辛い相場が続きますがなんとか噛り付いて行きたいと思います。

2020年3月第3週

今週のVIX指数は引き続き続伸を続け一時80を超えるという最早暴落というより現代の金融システムの問題と実体経済の停滞による懸念が相場を支配しており平常時で機能するような理屈は通じない相場だと思います。

個人的には今無理にVIXのポジションを持つ必要性は少ないと感じています。

VIX先物の建玉は減少しており特に非実需筋のロングの減少が目を引きます。

恐怖欲望指数は先週の5から8とわずかに改善が見られましたがまだまだ恐怖の度合いが強いです。

VIXは下げる場面もあるのですが、すぐに悪材料が投下され上昇するという動きが来週以降も続く可能性があります。

繰り返しになりますが、今は無理にVIXに投資する必要はなく様子見をしても良いのではないかと個人的には考えています。

2020年3月第2週

今週のVIX相場は先週に引き続きショート勢には地獄の様な相場環境でした。

NYダウ・S&P500指数はサーキットブレーカーが週に2度も発生しておりまだコロナ騒動の収束には時間がかかりそうな展開です。

株式相場では、最高値付近から20%超えの暴落をしており、リーマンショックから10年間続いた強気相場がいよいよ終わりを迎えるかとも囁かれている状態です。

投資家心理を表すFear & Greed Indexは、5となっており極端な恐怖を表す状況です。

週の半ばには1を記録していました。

VIXの先物市場には、あまり大きな動きは見られません。

毎週同じことを言っている様な気がしますが、VIXとVIX先物は別物であるので完全に関連性はあるとは言えないのかもしれません。

米国VIでは、過去最高となる価格調整額8,000超えを記録しました。

この大暴落はここ10年のトレンドの転換点となる可能性が高いと個人的には考えています。

よって、VIXは20を中なら下回らない展開が今後は続きそうなのでVIXショートは手控えて明確な反落の動きを見せた時にのみ行う様に気をつけて行きたいと思います。

2020年3月第1週

2020年3月第1週のVIX指数は先週に引き続き、上昇が続くという1週間で金曜日の場中には54をつけるというリーマンショック以来の高値をつけた後反落した形で1週間を終えました。

やはり、新型コロナウイルスに収束が見えない・経済の原則懸念が極めて強く意識されるという投資家のリスクオフが続いている事が背景にあると考えられます。

VIX指数の先物市場は、VIX指数の動きと反して極端な建玉数の変動は見られません。これからが本番なのかは判断に迷うところではあるのですが、来週以降も予断を許さない状況が続きそうです。

VIXの先物市場は、15%を超えるバックワーデーションの状況です。

このままバックワーデーションが続けば、米国VIの価格調整額は売り側に数千円の支払いが発生しそうな状況です。

投資家心理を表すFear & Greed Indexは、極端な恐怖を表す6です。

ここまで極端な値を示すのは稀なので流石に来週はVIXの上昇率は下がるのではないのかという予想です。

VIXで退場しない様に考えながら投資をしていきたいと思います。

2020年2月第5週

VIX指数相場は今週は地獄の様なチャートを描いています。

先週末17であったVIX指数は一時50に迫るという投資家心理は恐怖一色という様相を呈していいます。

ここまで、VIXが高騰した理由としては「株式下落によるリスクパリティによる株売り・米国債利回りの記録的な下落・株安と連動した金売り・WHOがコロナウイルスをパンデミック認定・米国内でのコロナウイルスの広がりの懸念」などこれまで相場が織り込んでいなかった材料がこれでもかと噴出した結果では無いかと推察しています。

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多くの個人投資家が利用しているVIXショートの手段である米国VとブルETFIは早くから新規売り規制が行われており多くの投資家が資産を飛ばすのを強制的に防がれた格好です。

私も米国VI売りを画策していましたが、売り規制のお陰で無理な逆張り売りを防げて資産の減少を最小限に留められました。ありがとうございます。GMOクリック証券さん・・

ただブルETFが売れていた時に売った20枚は私の資産を順調に減らしてくれています。(退場しないだけ丸儲けなのかな・・)

VIXは急騰していますが、VIX先物自体にはそれほど極端な建玉の変動は見られません。この辺りの因果関係は正直今の私では理解できませんが何かしらのサインではあるのでしょうか?

投資家心理を表すFear & Greed Indexは、極端な恐怖を表す10を記録しています。

この相場環境で歓喜しているのは、値下がりすれば儲かる商品を買っているか空売りが決まった投資家だけでしょう。多くの投資家は数十%の資産を飛ばしたはずです。

つらいですが自分がリタイアした頃には+で終われる様に勉強と資産のリバランスを考えていくしかなさそうです。

来週も大荒れなVIX相場が予想されます。今は退場しない事そして今回の教訓を活かせる様に知識を蓄えていく必要があります。

2020年2月第4週

今週のVIX相場もコロナウイルスの拡大と経済・商業指標の低調さから株式売りの金や円売りなどリスクオフの様子が色濃く見られる1週間でした。

VIX指数は、週末にかけて上昇を続けて一時18を超える場面が見られました。

VIX指数自体は上昇していますが、VIX先物市場に関しては極端な資金の流入は見られませんでした。

VIXショックの様な極端な兆候は見られないので来週もVIXはヨコヨコもしくはジワ上げするのではないのかというのが管理人の見立てです。

投資家心理を表すFear & Greed Indexは中立からやや恐怖を表す44を示しています。

世界経済はここにきて減速の懸念が強まってきました。しかし、中国や米国は経済が後退しそうになると金融緩和をする可能性が高いです。

来週も退場しないリスク管理をしながらVIX相場と向き合いたいです。

2020年2月第3週

VIX指数は、世界各地で感染者の拡大・初の死亡者が出るなどのニュースが流れていますが、週足単位で考えれば下落が続くという1週間でした。

機関投資家・ファンドのポジションはショート玉・ロング玉共に資金が抜けていっておりVIXの急騰を予想される様な動きは見られません。

Fear & Greed Indexは、中立を表す55という値を示しています。

多くの投資家が下落(下値)を警戒とまだ上昇するのではないのかという間で揺れ動いていると考えられます。

今週は米国VIの価格調整額発生日でした。私は今月はかなり価格調整額は少ないのではないのかと予想しましたが935円のコンタンゴと標準以上の金額で少し驚きました。

来週以降の展望を考えられば、コロナウイルスの爆発的な流行が起こらない限りはVIXショートが優勢の展開が続くのではないかと予想しています。

2020年2月第2週

今週のVIX相場は、週末にかけて下落基調をたどり、週末の金曜日に発表があった雇用統計を受けて株価の下落・VIXが再上昇するという形で1週間を終えました。

株価指数の下落の原因であった、新型コロナウイルスですが培養に成功したという報道やWHO(世界保健機関)は、パンデミックではないという公表することで過度なリスクオフへの懸念が後退したことが理由であると考えられます。

機関投資家・ファンドのポジションは、COTレポートを見ると先週比で建玉が減少しておりVIXの先物市場に過度に資金が流入している様子は見られません。

Fear & Greed Indexによる、投資家心理としては先週の恐怖の領域から中立をやや超えた57という数値を記録しています。

金曜日には、やや値を下げましたが米国の株価指数は過去最高値を更新しておりまだまだ強気のポジションを崩さない投資家が多いと判断出来ます。

最後に最新のVIX先物市場の期間構造について確認します。

VIXの先物市場は、先週のバックワーデーションから、わずかですが期近の方が安いコンタンゴが戻ってきています。

今週の流れを総括すると、コロナウイルスは世界各地で感染者が増えていますが世界規模での流行がWHOから否定された、致死率も過度に高い訳ではないという特徴から少しずつ相場に織り込まれている印象があります。

来週は、米国VIの価格調整額の発生日です。

米国VIのポジションを持ち越す場合は、今のVIX相場は荒れやすい環境があると思いますので過度なポジションの保有は控えるのが大事だと思います。

2020年1月第5週〜2月第1週

今週のVIX相場は、中国の武漢を発生源とし収束の見込みが経たない・世界各地で感染者が発見される・アメリカが入国を制限するという報道もあり大きく上昇するという動きを見せました。

VIX相場の上昇に伴い多くの投資ファンドが取り入れているリスクパリティ戦略に基づいて株式が売られるというリスクオフの動きが見られました。

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また、株式市場ではヒンデンブルグ・オーメンという暴落シグナルも点灯しています。

ヒンデンブル・オーメンは、2018年2月のVIXショック・同年10月の世界同時株安の際にも点灯して実際に株価が暴落したという確実性が高いと考えられる暴落サインです。

上昇相場で現れる暴落サイン!ヒンデンブルグ・オーメンについて
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COTレポートは、性質上遅行的な情報なのでこれからの投資にはあまり役に立ちませんが、先週火曜日の段階ではVIX先物相場からは資金が抜けていた様です。

投資家心理を表すとされるFear & Greed Index では、遂に中立を超え恐怖を示す44という数値になって来ています。

VIXの先物市場では、期近の先物が期先より高いというバックワーデーションに入っています。

この記事をお読み頂いている方の中には、米国VIを利用している方もいると思います。

このままのバックワーデーションが継続すれば、2月の米国VIショート売りには価格調整額の支払いが求められます、

ここまでの情報を総括して、VIXショートを仕掛けるにはやや時期が早いと感じる情報が多いと感じます。

根拠としては、株価指数の下落は2〜3%程度であり10%程度の調整も十分に考えられる・コロナウイルスで世界規模での人の移動の制限がされれば、経済面でもサービスの消費の抑制に繋がる=株価への悪影響・コロナウイルスでやや薄れていますが英国のEU離脱などがあるからです。

更にVIXの上昇を予想するのであればVIXロング・VIXの下落を狙うのであればVIXが20を明確に超えて一時的にボラティリティが減少するのを狙う短期トレードが現実的な戦略だと個人的には感じます。

VIX相場は、2月中は大荒れすることが予想されます。無理なトレードをして資金を飛ばさない様に気をつけていきたいです。

2020年1月第4週

今週のVIX指数相場は、週末にかけて大幅な上昇を見せました。

原因としては、中国の武漢で発生している新型コロナウイルスが中国国外での感染者が続々と発生している事を投資家がリスク視していることが原因だと考えられます。

VIX指数の先物相場では、先週に引き続き建玉数が増加しています。

ロングとショートの建玉数を比較するとわずかにロングの建玉数の方が多い模様です。

投資家の心理を反映するとされているFear & Greed Indexでは、2ヶ月近く90付近の楽観を示していた数値が62となり多くの投資家はリスクオンからリスクオフもしくは中立の見方を強めていると判断できます。

VIXの先物市場は、かろうじでコンタンゴを継続しています。このまま、新型コロナウイルスの収束の見通しが立たなければ、バックワーデーション入りを迎える可能性があります。

リスクオフの流れが明確になり、投資家がパニックになれば過去最高値を連日更新していてた米国のNYダウやS&P500・NASDAQの調整入りする可能性もあります。

損失額を限定した上でVIXロングを考えても良い場面かもしれません。ただ、コロナウイルスの懸念が後退すればVIXは一気に下げる可能性が高いと思われます。

私の個人的戦略としては、十分な証拠金余力を確保した上で米国VIショートをするオーソドックスな方法で取り組んでいきたいと思います。

2020年1月第3週

今週のVIX指数相場は概ね大きな動きは見せず安定した推移となりました。

Fear & Greed Indexは、89という高水準を維持し続けています。

VIXの低位安定と投資家の楽観度を反映して、アメリカの株価指数であるNYダウとナスダック・S&P500は過去最高値の更新を続けています。

VIX先物のポジションを表すCOTレポートでは、約4万の建玉増です。前回の報告からのマイナスは個人トレーダーのVIXショート数のポジション数のみという結果です。

最後に今週は、VIX先物に連動するGMOクリック証券の米国VIで先物のロールオーバーによる、価格調整額の発表がありました。

今回の価格調整額は、上図からも分かるように期近と期先の先物価格のコンタンゴ率が20%に迫るということを受けて1枚当たり2,494円の価格調整額が発生しました。

VIX先物の期間構造は10月限のみ不自然に価格が上がっています。

これは、恐らく米国の次期大統領選に対する投資家の警戒感を反映しているからだと思われます。

という訳で来週以降のVIX指数相場の推移としては、引き続き米中の貿易に対する材料や各種の経済指標・戦争リスク・大統領選に対する報道などが指数を動かす材料となるのでは無いでしょうか?

2020年1月第2週

今週のVIX相場は、イランがイラクにある米軍事施設に報復攻撃を加えたというニュースとともに大幅な窓空けをする場面が見られました。

ただし、続報としてトランプ大統領による演説で米軍人の犠牲者がいなかったことや更なる報復攻撃をする考えはないというニュースが入ると一気に市場へのリスク意識が弱くなりVIX指数も平常時に戻るという結果になりました。

戦争リスクの後退を受けて恐怖要望指数は、90以上の極めて強気を維持しています。

 

90を超える数値が1月以上も続くことは珍しいと思います。

投資家の強気はどこまで続くのでしょうか?

 

機関投資家のポジションが分かるCOTレポートからは、先週比で+8,000の建玉増が分かりました。

建玉の変化としては、投機主体のVIXショート増と非投機筋のスプレッドポジションの縮小が目を引きます。

今週は、イランとアメリカが戦争を始めるのか?というニュースからVIXや金・原油という様々な指数や商品に極めて大きな動きが見られました。

 

私はサラリーマンとの兼業ということで昼休み大きな動きがあった事に気がつきました。

 

中々良いタイミングでポジションを持つ事が出来ませんが、逆指値を使ったテクニカル的なポジション取りなど今自分が出来る範囲での投資方法の確立を目標としていきたいと思います。

2019年12月第5週〜2020年1月第1週

VIX指数は、トランプ大統領(アメリカ)がイランの指導者を空爆により殺害したことにより急騰しました。

人の死に反応するというのは怖いことです。Twitterの世界的トレンドではWWⅢ(第3次世界大戦)がトレンド入りするなど今後もVIXが上昇する可能性が出てきました。

Fear & Greed Index は、93と高水準を1ヶ月以上90以上をキープしています。

コモディティ市場では、金や原油が大幅な上昇を見せています。

通常の相場で言えば、金と株式は逆相関(=逆の値動き)を見せることが多いので今後の株価指数は乱高下を見せる状況が予想されます。

情報が古いですが、直近のCOTレポートではVIX先物市場から資金が流出しています。

来週以降は、戦争リスクの高まりなどから株式市場からVIXや商品・債券などに資金が流れるのではないかと予想します。

しばらく、大きな動きを見せなかったVIX市場でしたが、年を開けて早々に大きな材料が出てきました。

2019年12月第4週

2019年第4週のVIX相場は、引けに向けて急上昇を見せました。

材料としては、年末から年始へかけての株式へのヘッジ・株価指数の過熱感、金銀本来株式と逆相関する傾向の強いコモディティの上昇があることに違和感を持つ投資家がいたのではないかと推察できます。

投資家心理を表す、「Fear & Greed Index」では、強気を表す90越えの数値が3週間近く続いています。

現在何かと景気後退懸念が強い相場ですが、世界的な金融緩和が続く限り簡単に株価指数が落ちるとも考えづらい(=VIXの極端な上昇はしない?)と言うのが管理人の個人的な見解になります。

ただ、VIXが底入れしたとも考えられますので、12月のラストと年明け1月からの相場に注目していこうと思います。

2019年12月第3週

2019年12月第3週のVIX相場は、特に大きな波乱はなく推移した1週間でした。

大きなニュースになるかもしれない?と思われたトランプ大統領に対するウクライナ疑惑を対象とする弾劾裁判も大きな影響を及ぼしませんでした。

ウクライナ疑惑とは?トランプ大統領の弾劾と株価の関係について【Twitterまとめ】
最近は、リセッションもいう言葉を多く目にするようになってきました。米国では、ウクライナ疑惑と呼ばれるアメリカ版モリカケ学園問題の様な疑惑がトランプ大統領が弾劾されるのではないかという物騒な話題が飛んでいます。そこで...

機関投資家のVIXポジションが分かるCOTレポートでは、過去最大に積み上がっていると話題になっていたショート側のポジションが整理されつつある事が分かります。

投資家の楽観の度合いが分かるFear & Greed Indexは、91と投資家の多くは今の相場を楽観視していることが分かります。

ただ、投資家の思惑が一方に偏りすぎる時は、大きな動きが出やすい前兆だと私は思うのでやはり過剰にリスクを伴うポジションは持たない様に気をつけていきます。

VIX先物市場はコンタンゴが継続中です。期間構造からは大きな動きの予兆は感じ取れません。

2019年12月第2週

今週VIX指数は、12.63という値で引けを迎えました。

2019年の第2週は、FOMCやイギリスの選挙の行方など様々な指標が注目される相場環境でした。

FOMCも英国の動向も、特にサプライズもなく現状維持という形で株式市場への悪影響が少なかった事もVIX指数相場には好都合であったと思います。

また、今年の相場を動かしてきた米中貿易摩擦の件ですが、年末が近くなって初めて形のある合意にこぎつける事になった事も大きな材料であったと思います。

機関投資家やヘッジファンドのVIXポジションは、建玉数はピーク時から減少しショートポジションについても買い戻しの動きが見られます。

投資家心理を表すFear & Greed Indexは、75という数値で投資家の多くは多少のリスクを許容したポジションを取っている事が確認できます。

国内で最も手軽にVIX指数に投資が出来るGMOクリック証券では、先物のロールオーバーに価格調整額の発生日がありました。12月の価格調整額は1,975円となり大幅なコンタンゴが生じました。

 

木曜日には、テールリスクを図る上で重要とされるスキュー指数が注目されました。

ただし、スキュー指数が注目されるということは、投資家が暴落警戒をしている(ヘッジ)という事なので本格的な暴落には繋がる可能性が低いという解釈がされる事が多くなってきています。

日米ともに年末に年初来高値と実体経済は別として景気の良い相場環境です。

VIX相場も暫くは低位安定の環境が続くのではないでしょうか。

2019年12月第1週

VIX相場は、長い間の凪の相場を抜けて、久しぶりに上昇しています。

原因としては、ISM製造業景況感指数の悪化とトランプ大統領の貿易摩擦についての発言が影響していると考えられます。

ISM製造業好況指数の悪化を受けて上昇したVIX指数でしたが、金曜日の雇用統計の予想値とを大幅に超える結果を受けて前日比で6%を超える13.62という値で引けを迎えました。

投資家心理を反映するFear & Greed Indexは、70というやや強気という値で先週とほぼ変らない水準です。

VIXが低い水準で推移していて、経済指標も好調となればリスクオンが再び来てもおかしくはないと感じます。

機関投資家のポジションを表す、COTレポートですがVIXのロングとショートが共に建玉数の減少が見られます。

VIXショックが再び来ると考える投資家もいますが、前回のショックを受けて個人投資家の側にも耐性が出来ているのか現状VIXショートの側が儲かるポジションが継続しそうな気配です。

VIXの先物市場は、期先と期近の価格差が14%を超える大幅なコンタンゴです。

このままいけば、GMOクリック証券の米国VIでは、先月に続く大幅な価格調整額の発生が予想されます。

総括しますと、12月の第1週は「ISM製造業景況指数と雇用統計」という経済指標を材料に大きくVIX指数が動いた1週間でした。

2019年11月第5週

今週のVIX相場は低位で安定するという展開でした。

先週の金曜日と比較するとわずかに上昇したと言えます。

VIXショートは歴代最高値を更新していますが中々落ちてきません。

私は相場歴はまだ3年とリーマンショックの様な本格的な下落相場を経験したことがありません。

個人投資家が懐疑的に捉えたり資金的に耐えられる範囲の内は落ちてこない?のでしょうか

Fear & Greed Indexもまだ楽観的なポジションの人が多い様です。

日経平均もNYダウも反落してもすぐに戻して来るので、VIXが上昇する場面は中々来ない相場が続いています。

日経225や米国市場のオプション取引をしている方は、セータ(シータ)を抜ける場面であると言えます。

また、下落方向にポジションを貼って一攫千金を狙うのであれば、ベガ・ガンマロング(IV=ボラティリティロング)の戦略が有効な戦略として働きそうな場面だと個人的には感じます。

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今回は、IV(インプライド・ボラティリティ)とオプションの銘柄毎のIVを繋いだ図であるスマイルカーブとの関係性・どの様な使い方が出来るのか?という2点にポイントを絞って記事しました。オプション取引を理解する上でIVを理解する事は重要...

COTレポートはお休みの様でした。

2019年11月第4週

今週のVIX相場は、先週に引き続き落ちそうで落ちて来ない株式相場の影響を受けてVIX指数は低下を続けました。

基本的に株価が大きく動く材料となっているのは米中貿易摩擦の進展状況であり、いつ報道が出るのか予測は困難であり投資に活かすのは中々難しいのではないかと感じます。

COTレポートは、先週に引き続き投機筋のショート・スプレッド取引・実需筋のVIXロング増が大まかな傾向の様です。

投資家心理を表すFear & Greed Indexは、先週より楽観の度合いが減り70を記録しています。

このままVIXが低位安定して投資家心理が中立になれば、適温相場となりリスクオン=株高という動きが継続するという見方も出来ます。

その他のニュース

株式関係で気になるニュースでは、リーマンショックでも驚異的なリターンを記録した事で有名なブリッジウォーター社のファンドマネジャーであるレイダリオ氏がショート向けのポジションを構築しているという話があるようです。

正直に言うとこういったニュースはどう捉えれば良いのか判断に迷うのが実情です。

穿った見方をすれば、個人投資家にショートポジションを持たせてショートカバーを誘発して更に株価を釣り上げるという展開もあり得ると感じます。

2019年11月23日追記 

どうやらレイ・ダリオ氏が暴落にかけたポジションを構築しているニュースは誤報であるようです。

ただ、プットオプションを購入したというのは事実である様なのでポートフォリオのリスク管理としてオプションでヘッジしたと見るのが自然でしょうか。

来週以降もこのままいけばVIX相場は低位安定していくと感じる1週間でした。

2019年11月第3週

今週ロールオーバーのあった米国VIは大きなコンタンゴが発生して、2,000円を超える価格調整額が発生しました。

期近が安い状況は1週間継続して金曜のVIXは12.05で引けを迎えました。

投資家の楽観度を示す、Fear & Greed Index は、87となり高い数値を維持しながら株価指数の最高値を更新を続けています。

にこそくさんの見立てを引用させて頂くと、

x.com

状況にあると感じます。

機関投資家のポジションが分かるCOTレポートでは、先週から2.7万玉のポジションの追加がありました。

投機筋の継続したVIXショートの積み増しとスプレッド取引が大きく目を引きます。

2019年第3週の一番のニュースは何と言っても米国株式相場の暴落サインであるヒンデンブルグ・オーメンというシグナルが点灯した事に尽きます。

ちなみにヒンデンブルグ・オーメンが点灯すると

と言われています。

皆が暴落すると身構えている時には、値ごろ感の売り⇆ショートカバーの連鎖となり、中々株式相場暴落は来ないのかもしれません。

VIXロングをしたいという水準が続きますが、2017年相場の様に低ボラティティの相場が続き株式のさらなる上昇という展開も想定できます。

私個人としては、株価指数とVIXロングを両方持ちながらポジション単体ではなく、資金全体で運用していく意識を持ってトレードしていきたいと思います。

2019年11月第2週

今週のVIX指数は、なんとか12代を維持して今週の取引を終えました。

米中の貿易問題のニュースによって一時的に価格が動くことはありましたが、総じてVIXが下がる方向に動いた1週間であったと感じます。

投資家の楽観度を示す Fear & Greed Index は、極端な楽観を示す91という数値を記録しています。

機関投資家のポジションが分かる、COTレポートでは投機筋のVIXショートが積み増し・実需ファンドはロングが積み増しとなっており、総建玉数が約4万玉プラスされるという大きな動きが感じ取れます。

VIX先物市場に資金が流れ込んでいるのは株式のヘッジ目的や指数自体で利益を上げようとしていると考えることが出来るのではないでしょうか?

VIXロングに優位性は?

私は現状VIXロングを考えているのですが、このトレードに優位性があるのか少し現状を整理してみます。

COTレポートでも確認した様にVIXショートが記録的な水準に近づきつつあります。

売ったものはいつか買い戻すという視点で考えればロングを考える材料の一つであることに間違いはないと思います。

問題は、いつそれが来るのか誰にもわからないという事になります。

海外のVIXを考察している方の見立てでは3ヶ月以内にVIXが20を超える可能性が60%あると述べています。

そして、今のVIX先物市場は期近と期先の価格差が大きいコンタンゴの状況になっています。

つまり、米国VIを大量にロングした場合今の状況が続けばかなりの価格調整額の支払いが予想されます。

 

ここまでの情報をまとめると、短期的な視点ではVIXロングはリスクに対してリターンがあまり望めない?という事になると感じます。

私としては本格的にポジションは、S&P500の上昇が止まりレンジに入ったタイミングを狙っていきます。

 

2019年10月第5週〜11月1週

先週は、VIX指数がレンジの下限に近づいており、FOMCや雇用統計等の経済指標による急騰を予想しました。

しかし、予想に反して利下げはまだ市場に織り込まれていない様でVIX指数はさらに下落するという結果になりました。

 

投資家心理を表す Fear & Greed Indexは、極端な楽観のゾーンに入ってきました。多くの投資家がリスクオンにポジションを傾けつつあるという様子を感じ取れます。

機関投資家のポジションを表すCOTレポートでは、機関投資家のVIXショートポジションの積み増しが顕著に現れています。

 

ここからは、投資家同士のチキンレース・ババ抜きの展開となる可能性があります。ショート勢は一番儲かる場面ですが一度VIXが上昇すれば昨年のVIXショックを超える可能性があります。

随分先の話ですが、オプション市場では来年の6月に期日を迎えるプットに大きな買いが入っており、来年の株式市場は下落するとみる投資家集団もいる様です。

 

私自身今週のVIXロングは負けました。しかし、今の状況はネガティブサプライズをトリガーとしてVIXが上昇する可能性が高いと感じています。

 

今週も諦めずにVIXが下落したタイミングでVIXロングポジションを取っていきたいと思います。

2019年10月第4週

2019年10月第4週のVIX相場は、先週の予想に反して更なる1段安・株価の一段高という展開を見せました。

ここ1年の下限である水準が近づいてきました。そろそろVIXロングを仕込みたいと思いたくなる水準です。

個人投資家が下落を予想する相場では下がらないという展開ですかね

Fear & Greed Indexは、楽観の度合いが強くなってきています。

これが極端な楽観(100)に近づくほど反動が強くなると考えられますので注視して行きたいです。

機関投資家のポジションであるCOTレポートは以下の通りです。

機関投資家は、投機筋はVIXショートを積み増してスプレッドの解消・ファンドはショートの建玉の解消という動きです。総建玉数は減少しており極端なポジションであるとは言えないと感じます。

NISA口座でインバース型ETFが買われているという事がトレンドにありました。

長期的に減価するのが確実な商品をNISAで買うというのには正直疑問がありますね。安易な下落予想は資金を減らしてしまいます。(私も何度もやって失敗した事があります。)

という事で来週以降は、私個人としてはVIXロングのポジションを建てていくつもりです。

2019年10月第3週

10月第3週のVIX指数は、特に大きな動きなく1週間が終わりました。

VIX指数が14付近というのは最近の相場では、下限レンジ付近である為、評価益の乗っているポジションは利確し、リスクが大きいと感じるポジション(株式・VIX問わず)は縮小に動いた方が良いと感じる水準です。

Fear & Greed Index は、ぴったり50というまさに中立・様子見という投資家の心理が反映されています。

特に週末にかけて相場に動きが無さすぎて何と無くポジションを持ってしまいがちな状態です。

 

動かない時は無駄なポジションを持つとチャンスの時に資金が足りなくなる事があります。

 

個人的には、常に儲けを考えるのではなく資金を温存しておく局面と感じます。

 

機関投資家のポジションは、投機筋がショートが+2万・実需機関もショートとスプレッドのポジションが+2万と期近のVIX先物をショートしている様です。

VIX先物の期間構造は綺麗なコンタンゴです。

ただし、VIXはそろそろ下げ止まりの気配を感じる局面ではあります。

今回は、久々にテールリスクを図る上で役に立つスキュー指数について確認してみました。

スキュー指数は直近のレンジ上限に達しつつあり、S&P500のプット需要が高くなりオプション取引により下落に備える投資家が増えています。

Q. スキュー指数とは? 関連記事 >>スキュー指数の理論について

VIX指数投資に必須の暴落サイン!スキュー(ブラックスワン)指数を確認しよう
長期金利の上昇を受けて先日までの急騰が嘘の様に株価が急落しています。このまま、金利上昇が続けばリスク資産である株式は売られる傾向が続くと考えられます。今回は、そんな相場環境を受けて暴落サインの一つであるスキュー指数について記...

この水準からの1段高は難しいのかな?

という事で来週以降は、VIX相場に大きな動きが起きるかも知れません。

いきなりポジションを建てるのは心理的ハードルが高くなるので小リスク・小ロットから取り組んでいきたと思います。

2019年10月第2週

10月第2週は一時、VIX指数が20を超える場面も見られましたが、週末に米中の貿易摩擦について一部合意が果たされたとして株式相場が急騰するという相場展開でした。

Fear & Greed Index は、先週より中立の50に近づきました。昨年の同時期は世界同時株安で5という数値だった事を考えると株式相場はまだ底固い展開だと感じます。

COTレポートは、総建玉数が3万近く減少しており、投機筋のVIXショートポジション(NETショート数)の減少が大きい様子がわかります。

 

リスクニュートラルからややリスクオンにポジションを移している?のでしょうか?  うーん。 

 

VIX指数と逆相関関係の強い米国500(S&P500)は、4時間足ベースでボリンジャーバンド3σにタッチしかけるほぼほぼ垂直上昇に近い動きが見られました。

株価指数が明確なトレンドを持っているときは、VIXをショートするよりも株価指数のトレンドに上手く乗った方が利益が増える可能性もあると感じます。

と上昇の相場で殆ど身動きは取れませんでした。

みんなが怖いと思う所でいかに致命的なダメージを負わない資金管理を行なった上でリスクを取れるのかが重要なポイントだと改めて感じました。

それが難しいんだけどね

2019年10月第1週

10月第1週は、経済指標の一つである非製造票指数がネガティブサプライズとなって株価指数は急落・VIX指数は急騰するという場面が見られました。

このまま急騰するかと思われましたが、雇用統計の堅調さや貿易摩擦の激化は現状維持のため結果としてVIXは17で引けを迎えています。

経済指標は、にこそくさんの呟きが分かりやすく完結にまとまっていて参考になります。

ネガティブとポジティブサプライズでプラマイゼロかややマイナスといった感じでしょうか。

 

Fear & Greed Index は、ついに恐怖よりに入ってきました。この数値が中立を超えたというのは注目すべき点だと思います。

来週以降は、状況次第ではVIX指数の急騰が見られるかもしれません。

COTレポートは、10月1日時点のポジションなので少し情報が古いですが、総建玉数が+25,000・機関投資家のポジションもそれに伴いロングとショート共に積み増しが実行された様です。

VIXの先物は、コンタンゴ継続の様子です。

このままいけば売りポジションに価格調整額が発生しそうです

VIX指数で一発退場しない為にエントリー

今週は、VIX指数で1発退場しない為の記事を書きました。

米国VIとS&P500を比較してエントリーポイントを定める(見極める)方法【テクニカル分析】
先日以上の様な呟きをしました。この記事では、米国VIとS&P500株価指数を使ったエントリーポイントの見極め方やトレードへの考え方について私が普段実践している方法をまとめていきたいと思います。V...

2019年9月第4週

9月第4週は、週末にかけて米中摩擦の激化により、一時VIX指数が18を超えるなど、波乱を予想させる相場展開だったと思います。

VIX指数のチャート形状を見てみると下値が切り上げと上値の切り上げが続いているので来週以降は株式相場によっては、20を超える場面も現れるのではないかと思います。

投資家のメンタリティーを観測する Fear&Greed Index は、欲望よりから中立に近づいており投資家はポジションをリスクオフに傾けつつある様子が感じ取れます。

機関投資家のポジションが分かるCOTレポートでは、総取組数は微増・ポジションは先週よりロングに傾いています。

VIXの先物市場は、まだまだコンタンゴ形状であり極端なVIXロングポジションは取りづらい環境だと個人的には考えます。

VIX投資が出来る新しい銘柄がIG証券から登場

従来、日本でVIX投資をする際はGMOクリック証券やサクソバンク証券がメインとなる証券会社でした。

つい先日、外資のIG証券のノックアウトオプションにボラティリティ指数が追加され選択肢が増えるというニュースがありました。

損失限定でレバレッジをかけられるなど使い方次第では面白い銘柄だと思います。

IG証券のノックアウトオプションにボラティリティ指数(VIX指数)が追加されたので通常銘柄と取引環境(ルール)を比較検証したよ
今回は、IG証券のノックアウトオプションと呼ばれる金融商品で「ボラティティ指数」=VIX指数の取り扱いがスタートする事が発表されました。 これまでも、IG証券のCFD口座でもVIX指数(ボラティリティー)に投資する事は出来ていまし...

2019年9月第3週

9月第3週は特筆すべき事は少ない相場だったのではないでしょうか?

先週からは、VIX指数は14.61→15.32になりました。

Fear & Greed Indexは、63→58と中立寄りにやや後退しました。

VIXの建玉明細には、やや不気味な気配を感じ取れます。

建玉総数が、+40,000、機関投資家のトータルポジションもロング>ショート継続中。

VIX市場に再び資金が戻り始めている事がわかります。

VIXの先物市場の期間構造は、綺麗なコンタンゴです。

 

今の水準からの更なる下げの可能性は少ないですが、だからと言って安易にロングをする局面でも無いと個人的には考えます。

 

期間構造がフラット化していない以上減価による損失の可能性が高いからです。

 

という事で来週以降のVIX市場は、ショートもロングもポジションが取りづらい相場になりそうです。

2019年9月第2週

9月の第2週は、米中貿易摩擦の緩和、イランへの制裁緩和と先月までリスクとされていた問題の緊急性は後退し、株式市場が再びリスクオンの流れに突入しつつある状態です。

リスクオフの流れに伴い、VIX指数は低下・売り方のショートカバーも巻き込んでNYダウは最高値付近・日経平均も9連騰、22,000円前後まで上昇するなど大多数の投資家の予想を超える急上昇を見せました。

VIX指数の引けは、14.61となりこの水準からの大幅な低下はあまりないのでは無いかというのが個人的な見解です。

投資家心理を表す、Fear & Greed Index は、68になり大幅に楽観(強欲)よりに傾いてきました。この指標からも相場にリスクオンの気配が漂っている事が感じ取れます。

機関投資家のポジションが分かるCOTレポートでは、建玉数が ロング>ショート となっており極端な偏りは見られません。

ここからショート玉や総取組数などが極端に増えないかがポイントでは無いかと思います。

リスクオフの目安となる金は、ここ数年ない大相場を感じさせる値動きをしていましたが、チャートを見る限りは小休止となっている様です。

最後にオプション市場のIV観測です。IVは、SQを迎えたばかりなので期近と期先のIV差は見られません。

コールを売っていた投資家は踏み上げられたのでここからは急落に備えるプットの需要が大きいのでは無いかと予想します。

総論としてここからのボラティリティーショートはリターンよりもリスクの方が大きいと感じます。

2019年9月第1週

9月第1週はなんと言っても香港の条例撤回や米中協議などの影響により市場の空気が再びリスクオンに近づいたという印象を受ける相場環境でした。

GMOクリック証券などで米国VI・ブルETFのショート・米国VIベアETFのロングをしていた方は大きな利益を手にしたのではないでしょうか。

今週のVIX指数は、16.27という値で今週の取引きが終わりました。

私としては、17〜18の間でしばらくレンジを刻むのではないかと予想していたので正直下がりすぎではないかという印象を受けました。

投資家の心理を表すCNNのFear & Greed Index は、先週からの極端な恐怖から10以上数値が改善して50のニュートラルに近づきつつあります。

投資家のリスク意識の変化を受けて、リスクオフの際に資金の逃避先として買われることの多い金や銀などは木曜日〜金曜日にかけて大きく売られました。

機関投資家やファンド・個人トレーダーのボジションが分かるCOTレポートでは、総取組数は減少し、全体的にVIX市場から資金が抜けている様子が見て取れます。

専門家ではないので分かりませんが、株式のヘッジとしてのVIXの利用が減ったと予想しています。

オプション市場のIVは、期近のコール、そして期先のプット需要が大きいので、オプショントレーダーは、目先は上げるけど急落のリスクもポジションに反映していると考えられます。

リスクオンだからと言って極端なロングポジションは控えるべきかもしれません。

ブルームバーグが気になるニュースを伝える

クオンツアナリストによると、8月のVIX水準は適正価格よりかなり低い値で推移していたとのことです。

私も肌感覚として、株式が下落している割りにはVIX指数が上がらないという印象を持っていたました。

これが何を意味するのか今は分かりませんが、ここからは極端なVIXショートは控えて今後のトレードに取り組んでいきたいと思います。

2019年8月第5週

個人投資家のポジションが一方向に進む時は、反転して逆に動く事が多い模様。

VIX指数を売買を目安にしている投資家が多い事が分かります。

米国のVIXの引けは、18.95と先週末より落ち着いた傾向が強くなりました。

Fear & Greed Index は、極端な恐怖寄りの24という数値で引けています。

ただし、こちらも1週間前は18であったことを考えると相場は段々と冷静さを取り戻しつつあると考えられます。

機関投資家・個人トレーダーのポジションを表すCOTレポートです。

機関投資家・ファンドのポジションはニュートラルから少しのロング・個人トレーダーはショート寄りのポジションです。総取組数も先週比マイナスなので様子見でしょうか。

テクニカル面ではやはり、ボリンジャーバンドが個人的にはよく機能するという印象があります。ボラティリティが高い時は値幅も取りやすいので短期トレードが得意な方にはチャンスです。

最後は、オプションのスマイルカーブです。

基本的に、期先>期近の構造ですがFATMのコールの価格が高いです。つまり、目先の相場では下落は限定的で上昇すると考える投資家が多いと考えられます。

9月相場も混乱が予想される

昨日は、アルゼンチンの国債のデフォルトが発表されました。

また、現在の相場はトランプ大統領のつぶやき一つで上下どちらにも大きく振れる可能性のある難しい相場です。

分からない場面は無理にエントリーしない等の対策をしながら投資していきたいと思います。

2019年8月第4週

8月4週は、23日の米国市場のOPEN前に中国による報復関税というニュースからVIX指数が急騰しました。

このニュースによって、VIX指数は再び急騰の様子を見せました。

米国による報復関税もあり得ると思いますのでさらなる急騰もあり得るのでは無いでしょうか。

続いて恐怖欲望指数とも呼ばれる「Fear & Greed Index」です。

こちらは、CNNが算出公表している投資家のメンタリティがどういったものであるのかを表す指標です。

数値が18という事で直近1ヶ月では最も投資家心理が恐怖に偏っている状況です。

昨年末(ブラッククリスマス)の時は、一桁を記録していた事もあったので更なる株式暴落・VIX急騰は十分にあり得ます。

関連記事:Fear & Greed Index の見方について解説してみた

少し古い情報ですが、機関投資家達のポジションの分かる「COTレポート」では、VIXロングとショートが均衡しており様子見している様が確認できます。

>>関連記事 「機関投資家のポジションが分かるCOTレポート」の読み方

米国VIブル(UVXY)のオプションでは、36USDの建玉も積み重なっていて更なる上昇の可能性があります。

1日で5%の上昇は最近では中々見られない急騰で朝起きて少し驚きました。資金と相談して無理のない範囲でポジション構築が必要だと思います。

 

来週に向けて

米中の貿易戦争激化・各種経済指標・金利の悪化を見れば更なるVIX指数急騰が予想されるのでは無いでしょうか。

 

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