こんにちは、こんばんわ。うどんマン(@udonman1989)です。
先日以上の様な呟きをしました。
この記事では、米国VIとS&P500株価指数を使ったエントリーポイントの見極め方やトレードへの考え方について私が普段実践している方法をまとめていきたいと思います。
VIXショートのエントリーポイント
VIXショートを始めたけどどういうタイミングでエントリーしたら良いか分からない
いつも長い間含み損を抱えてしまう
こういった悩みを持つトレーダーは多くいるのではないでしょうか?
偉そうに書いている私もその一人です。
しかし、手痛い損失や含み損に悩まされる中から米国VIにアクションをする方法について普段意識している事がまとまってきたので紹介したいと思います。
米国VIのチャートと一緒にS&P500のチャートも比較する
機械的にVIX指数が3〜5上昇する度に売り上がるという方法は多くの方ご存知で実践していると思います。
この方法は勝率が高くて利益も出しやすい手法だと思います。
この手法に加えてS&P500指数のトレンドを分析してエントリーポイントを絞るとより精度が高まるのでは無いかと私は考えます。
何でS&P500指数を見るの?
S&P500は、VIX指数を算出に使われているからだよ
VIX指数とS&P500には強い逆相関関係が見られる=トレンドラインやサポートといった重要な節目を抜けるとVIXも急騰が加速すると考えられるね
つまり、VIX指数の値が20を超えていても、S&P500の節目付近で全力でショートするというのはかなりハイリスクな手法になってしまうと個人的には思います。
S&P500や米国経済は、景気後退すると言いながら利下げやトランプ大統領の発言によりなんども不死鳥の様に上昇トレンドに戻って来ています。
2019年の傾向で言えば、3,000より上値は重く2,800付近には強いサポートが存在します。
予備知識:VIX指数と株価指数の関係
現在のS&P500指数は、過去最高値付近であり、上昇トレンドが明確な下降トレンドになった時にVIX指数が高止まりしやすい相場環境にあるのではないかと推察しています。
S&P500が2800の時のVIX指数20というのは、VIX先物指数の限月を基準に直して計算すると
20% / √12 = 20 / 3.464 ≒ 5.77 (1月辺りの予想変動率)
2,800×5.77%=161 (1月辺りの予想値幅)
という値になります。
これは、1月後のS&P500が2,650〜2,950の間に収まるVIX水準という事を表しています。
想定レンジがサポートラインやトレンドラインと重複する値であれば米国VIが大きく動く節目だと構えられます。
エントリー条件を増やすほどトレード回数は減る
米国VIのショートのルールを付け加える事によって当然ですがトレードの回数は減ってしまいます。
慎重になりすぎて折角のチャンスで思い切ったエントリーが出来ない事に繋がるかもしれません。
しかし、個人的には中途半端な水準で米国VIをショートして長い間資金が拘束されてしまうよりVIXに優位性がないとき実は別の銘柄で大きなチャンスを探した方が効率よく運用していけるのではないかと思います。
リスクを積極的に取れる方は細かいルールなどは設定を最低限に留めて枚数を多く狭い値幅で利益を狙えば良いと思います。
一方で極力安全に運用していきたいと考えるのであれば、今回記事にした様に危険だと考える水準付近でのエントリーは控えめにしてロスカットの幅を広げてコツコツと利益を積み重ねる方が長い目で見てお金を増やせる可能性が高いです。
短くまとめると、勝率を高くコツコツ利益を取るか勝率が下がってもロスカット前提で値幅を取りにいくかという手法があるってことかな。
ペイオフレシオ基準でトレードを考えるってことだね。
投資をしている方はそれぞれ資金やリスク許容度は違います。
慣れないうちは、ロットを控えめにして自分にあったトレードスタイルを確立出来る様になって私はCFD口座で少しずつ勝てる様になりました。
私の拙いトレード論ですが、自分への戒めと反省を込めて記事にしました。
VIXショックの再来はいつか来る?
VIXショックの際は、1晩で米国VIが2倍になるというとんでもない相場でした。
米国VIショートは、ポジションの取り方によっては、勝率90%でも1回の負けで全てを失う可能性のある投資法である事を忘れないで欲しいとおもいます。
VIX指数について改めて復習したい方は以下の記事がオススメです。
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