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ライザップの大幅下方修正報道に見る株式投資の難しさについて

株式投資
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こんにちは、こんばんわ。うどんマン(@udonman1989)です。

結果にコミットするで有名なライザップですが、直近の決算見込が黒字から大幅赤字へ転落と発表があり株価が2営業日連続でストップ安と暴落しています。

今回は、ライザップの決算を通じて株式投資の難しさに焦点を当てて見たいと思います。

 

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ライザップの業績見込

先日ライザップの決算は、以下の様に発表がありました。

2019年3月期通期の業績予想を修正し、純損益が従来予想の159億円の黒字から70億円の赤字に、営業損益が230億円の黒字から33億円の赤字にそれぞれ転落する見通しだと明らかにした。

引用元:朝日新聞

ライザップの収益の源泉

ライザップは、有名人や一般人のダイエットのビフォーアフターのCMと「結果にコミット」するというフレーズで一躍有名となりました。

事業の柱は、高額個人レッスンによるダイエット・ゴルフ事業と今回の大幅赤字の原因となった相次ぐ赤字企業のM&A及び立て直しです。

なぜ赤字経営の会社をM&Aするのか?

ライザップが、赤字経営の企業をM&Aしていたのは、

  1. グループ企業を増やす事でライザップグループの事業拡大
  2. 負ののれんを手にする事が目的

だったと言われています。

 

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負ののれんとは?

負ののれんとは、買収される側の企業が保有する純資産額(資産から負債を除いた額)より安い価格で買収した場合に計上される金額の事です。一般的に事業のリスクが高い企業程負ののれんが大きくなります。

 

IFRSの決算会計では、負ののれんは営業収益で計上される為、ライザップは負ののれんが大きい企業をM&Aする事によって、売上の積み増しと見かけ上の業績UPを行なっていました。(日本の決算会計では負ののれんは、特別利益になります。)

そのグループ企業の数は、2016年3月時点では23社で2018年の3月には75社までその数が増えていました。

この数字からもいかにライザップがM&Aを通じて急拡大してきたかという事が伺えます。

M&A拡大路線のブレーキには前カルビーの松本CEOの進言が

今回のライザップの決算数字の大幅下方修正の発表には、前カルビーのCEOであった松本氏の進言が大きく影響を与えたと報道されています。

負ののれんが大きい会社というのは、基本的に斜陽産業か事業に対して大きな行き詰りがあるという事(=慢性的な赤字経営)を意味します。M&Aを実行した段階では負ののれんにより見せかけの収益を計上する事ができます。

しかし、一度買収した後は買った会社の業績を黒字化させない限りは赤字企業を数多く抱える事になり時限爆弾を無数に集めている様な状況に陥っていきました。

松本氏は、今回瀬戸社長にライザップの本業である美容やフィットネス事業との関連が見込めない企業の処分を強く進言した様です。

下方修正報道を受けての株価

画像引用:SBI証券

下方修正報道を受けて、2日連続のストップ安・そして84万株の売り圧というとんでもない状況になっています。
個人投資家の反応

悪評あり会計上の問題ありと危険な兆候も見え隠れした様子が伺えます。

さいごに

今回の事件を聞いて私が感じたことは、TV報道に企業経営者が出ていたり・取材を受けているからといって必ずしも企業業績が順調とは言えないという事です。(ライザップは、つい最近も買収した会社の再生という取材で某TVの日曜朝の番組に出ていました。)

新興市場は、株価が何倍にもなる銘柄がある一方で事業が未成熟という弱さもある事を再認識させられた事件だと私は今回の報道を見て感じました。

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