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レイ・ダリオのオール・シーズンズ戦略はリスクとリターンのバランスが凄い件

オールシーズンズポートフォリオ 投資知識
オールシーズンズポートフォリオは下落に強い
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こんにちは、こんばんわ。うどんマン(@udonman1989)です。

今回は、資産運用をする上で悩みが尽きないアセットロケーションについての記事です。

内容は、米国でウォーレン・バフェット氏やジョージ・ソロス氏と並ぶ著名なヘッジファンドマネージャーであるレイ・ダリオが唱える「オール・シーズンズ戦略」についての解説をしていきます。

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オール・シーズンズ戦略

オール・シーズンズ戦略を簡潔に説明すると不況にも好況にも強いポートフォリオを構築するという事になります。

不況や好況の循環が株式市場や債券市場に与える影響は絶大なものがあります。

株式のリスク(標準偏差)は、一般的に債券の3倍に値すると言われています。

つまり、株式と債券がそれぞれ50%のポートフォリオを構築したとしても評価損益の大部分は株式の値動きに左右されてしまうという事になります。

オール・シーズンズ戦略は、個人投資家が保守的に安心して運用できるポートフォリオの構成という事になります。

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レイ・ダリオとブリッジ・ウォーター

次に、オール・シーズンズ戦略を提唱するヘッジファンドマネージャーであるレイ・ダリオ氏と運営する投資ファンドであるブリッジ・ウォーターについて見ていきたいと思います。

レイ・ダリオ氏を有名にした出来事というのは、約10年前に発生したリーマンショックの際の運用成績が優れていた事です。

リーマンショック発生時にその他の投資ファンドの運用成績が軒並み−20%を超える中レイ・ダリオ氏の運営するブリッジ・ウォーターは、+12%のリターンを上げました。

更に特筆すべきだと私が感じるのは、ブリッジウォーターは、α運用を目的とするヘッジファンドでありながらドローダウンが小さい事は驚異的だという事です。

通常リターンを求めてリスクを大きく取れば最大ドローダウンのボラティリティも上がるからです。リスクとリターンの関係については以下の記事で解説しています。

ETFとレバレッジETFのリスクとリターンを適切に判断するには算術平均と幾何平均が大切
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レイ・ダリオの考える景気循環

レイ・ダリオの考える景気循環を引き起こすことは以下の4つが要因であるとされています。

経済成長・経済後退・インフレーション・デフレーションの4つで形成されます。

オールシーズンズ戦略とはそれぞれの循環に強い金融資産を組み合わせてリスクは小さく長期的にはリターンの期待できるポートフォリオです。

景気や経済循環の分かる動画

景気や経済の循環を理解する為には動画を見る事が有効です。

この、動画ではキャッシュとクレジットの違いから中央政府や中央銀行の働きなどが分かりやすく勉強する事が可能です。

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オールシーズンズ戦略の中身

前置きが長くなってしまいましたが、いよいよオールシーズンズ戦略の中身について見ていきたいと思います。

株式:30%
中期米国債(7〜10年満期):15%
長期米国債(20〜30年満期):40%
金:7.5%
コモディティ:7.5%

このポートフォリオ見てわかることは、債券の一つである米国債に50%の投資をしており、安全な利回りを確保しつつ株式でリターンの上乗せを図っています。

また、インフレーションや不景気に強い金や主に実体経済(実需)に基づいて価格変動が起きる事の多いコモディティに投資をするということがわかります。

分散投資の有効性については以下の記事で触れています。

分散投資がオススメされるのは現代ポートフォリオ理論が根拠である理由を解説
今回の記事は現代ポートフォリオ理論についての記事となります。ポートフォリオ理論は、リスクに対して最もリターンの高いポートフォリオの構築を金融工学の観点から分析する学術的な理論です。分散投資は、漠然と推奨される事が多い...

S&P500とオールシーズンズポートフォリオの比較

オールシーズンズポートフォリオ

オールシーズンズポートフォリオは下落に強い

Backtest Portfolio Asset Allocation
Analyze and view backtested portfolio returns, risk characteristics, standard deviation, annual returns and rolling returns

上図は、S&P500とオールシーズンズポートフォリオの過去10年間のリターンを比較したチャートです。

赤線がS&P500に連動したETFで、青線がオールシーズンズポートフォリオを組成したポートフォリオに同じ金額を投資した場合のリターンを比較した場合の比較です。

このチャートを見て注目して頂きたいのはリーマンショック時に株式のみの投資の際には大きく下落したS&Pに対してオールシーズンズポートフォリオは下落の幅が小さいことです。

そして、株式相場が明確な上昇を迎える米国の大統領選挙後までS&P500のリターンをアウトパフォームしているという点にあります。

これは、多くの投資家にとって参考になるポートフォリオであると言えるのではないでしょうか?

オールシーズンズポートフォリオを作る例

オールシーズンズポートフォリオを個人投資家レベルで構成するのであれば資金面やポートフォリオの調整を考えるとETFを使って組成するのが現実的な方法であると思います。

IEL(ishares 7-10 Year Treesury Bond ETF)

IELは満期まで7−10年間の米国債指数と連動するETFです。

TLT(ishares 20+ Year Treesury Bond ETF)

TLTは満期まで7−10年間の米国債指数と連動するETFです。

USMV(低ボラティリティ ETF)

USMVは、日本語で低ボラティリティETFと呼ばれるETFです。

一般的な株価指数から価格のボラティリティの大きなセクターや銘柄群が属する銘柄の比率を下げたディフェンシブ株中心のポートフォリオです。

株価の暴落時やインデックス投資のヘッジにオススメ!低ボラティリティETFとは?
2018年10月の株価急落以降、急騰そして急落が交互に生まれる激しい相場環境が続いていますね。今回は、株価の再上昇を狙いつつ防御も固めたり・インデックス投資に取り組む方にオススメの低ボラティリティ投資について調べて見まし...

 

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