ポートフォリオの作り方とリスクに対する心構えについてまとめてみた

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資産毎のリスクとリターン投資知識
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こんにちは、こんばんわ。うどんマン(@udonman1989)です。

今回は、ポートフォリオを構成する上でそれぞれの資産が持つ特性や投資に対するリスクの考え方について私が思うことをまとめて見ました。

 

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ポートフォリオのリスク

ポートフォリオを運用していく中でポートフォリオのリスクを正しく見積もることは大切な能力です。

ポートフォリオ全体のリスクの算定には、それぞれの資産が持つボラティリティや想定収益率(リターン)・投資する割合・相関係数を調べる必要があります。

資産の種類について

資産毎のリスクとリターン資産は、それぞれが異なるリスクとリターンを持っています。

金の持つ資産性

貴金属=金は、値上がりを得るために保有するのは投機的な側面が強くなってしまいます。

ポートフォリオの一部として金を保有するメリットは、金の希少性にあります。

世界中にある金の量は一定であり、貨幣の価値が下がる(インフレーション)状況やリーマンショック のような経済危機が起きた際には普遍的な価値を持つ金は値崩れを起こさずに結果的に自分の資産を減らさずに済むということになります。

REITが持つ資産性

REITとは、不動産を間接的に保有できる金融商品です。日本語で表現すると不動産投資信託と呼ばれます。

REITは国内のものと海外のものが存在し、商業用ビルや観光用のビルなどに特化したものがあったり株式の投資信託と同様に様々な性質を備えています。

最近は、REITと株式の間に逆相関関係があることが見受けられる様になってきました。

詳しい解説は以下の記事を参考にして頂ければと思います。

JREITの特徴を通じて株式の暴落に強いポートフォリオを構築しよう

債券が持つ資産性

債券は、発行する母体によって呼ばれ方は異なる金融商品です。

国が発行する債券は国債・地方公共団体が発行する債券は地方債・企業が発行する債券は社債やワラント債と呼ばれます。

債券の特徴は、投資する時点で利回りが確定していることです。

利回り自体は債券の安全性に比例しており、デフォルト(債務不履行)の確率が高い債券ほど利回りが高く、逆にデフォルトになる確率の低い債券は利回りが低くなります。

債券についての詳しい解説は以下の記事を参考にして頂ければと思います。

【国債・社債】債券投資と株式投資の違い・債券商品のまとめ【ワラント債・EB債】

株式の持つ資産性

株式は、投資と言われて最もイメージする人が多い金融商品です。

株式投資とは、自社の株式を証券取引所に公開している企業(上場企業)の株式を購入する事で、企業の成長に伴う株式の上昇益や半期毎の配当金を目指して投資する方法です。

一言に株式投資と言っても株式の上昇益を狙った成長株投資と半期に一度の配当金や株主優待を狙ったインカムゲインに別れます。

どちらが正しいのかはその人の投資スタンスに依存するところが大きいのが現実であると思います。

自己資金を失ってもそこまで落ち込まない、含み損に大きく気持ちが揺さぶられないのならレバレッジをかけてどんどん攻めるべきですし、逆に手堅く運用したいのであれば、増配や配当が安定しているセクターや銘柄に投資すべきだと言えます。

まずは、少額から投資を始めてみて自分のリスク許容度やスタンスを決めるところから始めてみるのが賢明であると言えます。

投資資産の決定後は投資する比率を決める

投資する資産を決めたら次は投資する資産毎の比率を決めましょう。

多くの方は、投資に回せる余剰資金はそこまで多くないのではないと考えられます。

どんなブログにも書かれていますが、生活資金と余剰資金(投資資金)は必ず分ける様にしましょう。

また、限られた資金で効率的にお金を増やそうと考えるのなら資金に応じた戦略を考えて実行していく必要があります。

最もオーソドックスな投資方法は、冒頭で例を上げた様に違う種類の様々な資産に資金を分散して投資することです。

分散投資がオススメされる利用は下記の記事で詳しく解説しています。

分散投資がオススメされるのは現代ポートフォリオ理論が根拠である理由を解説
今回の記事は現代ポートフォリオ理論についての記事となります。ポートフォリオ理論は、リスクに対して最もリターンの高いポートフォリオの構築を金融工学の観点から分析する学術的な理論です。分散投資は、漠然と推奨される事が多い...

リスクとリターン

一般的にリスクというと何かすることの危険性を意味することが多いです。

しかし、投資の世界でリスクは標準偏差(σ)の事を表します。標準偏差はボラティリティと言い換える事も出来ます。

標準偏差の図

標準偏差が大きい資産というのは大きな利益を手に入れられる可能性がある一方で多大な損失を被る可能性も同じくあるという事になります。

何度も繰り返しになりますが、投資に慣れないうちはリスク(ボラティリティ)が小さい資産に投資して製品の特性を理解して少しずつレバレッジの掛かった資産に投資する様に移行していけば良いと思います。

投資を始めるあなたへ

一般的なリスクの話に戻りますが、リスクを侵さなければ確かに何も失うことはありません。しかし、リスクを取ることで得られる経験や知識も同時に手にすることは出来ない事になります。

短い人生を保守的に生きることも大切ですが、折角自由な国である日本に生まれたのであれば失敗するイメージや恐怖ばかりに囚われずにどんどん挑戦して時には悔しい思いをしたり、大きな成功を手にする経験をした方が楽しい人生を歩んでいけるのではないかと個人的には考えます。

私は、投資で生涯収支はまだマイナス圏内ですが、投資を始めた事を後悔したことはありません。

投資を通じてブログという一生続けたい趣味に出会えたし、これまでつまらないと思っていたSNSや身近な出来事に関心が持てる様になりました。

お金を増やすことも大切ですが、投資を通じて自己の成長や視野が広がることを願っています。

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