こんにちは、こんばんわ。うどんマン(@udonman1989)です。
今日は、CFDやFXで原油(OIL)に投資を続けている中でトレードポイントの見極め方の一つとして使えるOVX(原油版恐怖指数)について調べた事・どんな時に使える指標なのか?という2点について詳しく解説していきます。
OVX(原油版恐怖)指数
OVXとは、株式相場の恐怖指数であるVIXの原油版恐怖指数と呼ばれます。
恐怖指数(VIX)が分からないという方は、【恐怖指数】VIX指数とは何なのか?【ボラティリティ・インデックス】の記事をご覧頂ければと思います。
話をOVXに戻します。OVXは、CBOEが2008年から算出公表している指標です。
OVXは、USO(United State Oil Fund,LP)という銘柄(アメリカではティッカー)と呼ばれるETFのオプション価格(上記の様なオプションボードに多数の銘柄がある)に基づいて計算されます。
原油取引は、先物市場での取引がメインであるため本来は先物の銘柄に基づいて指数を算出すべきです。
ですが、先物は取引できる期限が決められている(専門用語で限月)ため銘柄の乗り換えの際に先物価格が変動します。指数として連続性を保つには価格変動は排除しなければなりません。
こういった事情からOVXは先物の銘柄ではなく、銘柄が償還されない限り存続するUSOを用いて指数を算出しています。
OVXの上昇と下落は何を意味するのか?
OVXは、原油価格の今後30日間の変動率を予想する指標です。
OVXの値が高ければ今後30日間の原油相場は荒れる可能性が高い・逆にOVXの値が低ければ原油価格は安定している可能性が高いということです。
ただし、株式が下落したら急騰することの多いVIXと違ってOVXの値が低いからといって原油価格が上昇しやすいという逆相関性は少ないと言われています。
あくまで原油相場のボラティリティーが大きいか小さいかを判断する指標として活用するのが現実的な利用方法であると考えられます。
直近の急騰例を上げると、サウジアラビアの原油施設の攻撃・アメリカによるイランの軍事指導者の殺害など需給の乱れを予想させるニュースでOVXが上昇しています。
OVXの観測データを見る事の出来るサイト
OVXは、自分で算出するには理論が難しいです。
という訳でOVXを確認したい方は毎日情報を発信して下さっている株式マーケットデータ様のサイトを確認しましょう。
原油取引をするのであればGMOクリック証券
原油取引は、先物市場での取引が最も流動性があり主流です。
ただし、原油先物は数百万円単位の資金がないと投資ができない投資です。日本国内で原油をトレードする際にはCFD取引を利用するのが一般的です。
特にGMOクリック証券では、2〜3万円程度からでもスプレッド・必要証拠金の両面から考えて十分原油で利益を目指すトレードが出来ます。
詳しい解説は、関連記事の原油市場の特徴とGMOクリック証券CFDで投資するメリットをまとめてみたで行なっています。
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