こんにちは、こんばんわ。うどんマン(@udonman1989)です。
この記事は、楽天投信投資顧問が運用している楽天ボラティリティ・ファンド(通称:楽天ボルティ)への投資についての記事となります。
本文に入る前に楽天ボルティの説明を簡単に説明すれば、VIX先物のロング・ショートと国債で運用する投資信託だよ。
本題に戻って私がなぜ楽天ボルティに投資しようと考えた理由は、
・VIXショック・コロナショックという2つの暴落局面で損失を出してしまったこと
・自分自身でもVIX投資を行っているが思うような運用実績が挙げられていない
という2つの理由があります。
正直VIX単体で利益を残し続けるのは難しいよね・・
という訳でこの記事では楽天ボラティリティファンドの特徴から投資する上で注意すべきだと感じた事をまとめて見ました。
楽天ボラティリティ・ファンドとは
楽天ボラティリティファンドは、目論見書を読むとVIX指数を平常時にはショートして相場が混乱している時にはVIX指数をロングするという運用方針です。
VIX指数は、体は株式や債券の様な実態のある資産では無いのでアメリカのVIX先物をロングもしくはショートするという形を取っています。
厳密に言えば、VIX指数とVIX先物は完全に連動する訳ではないので注意が必要です。
楽天ボラティリティ・ファンドの成績は?
楽天ボラティリティファンドは、商品の説明を読むとファンド自体で利益を上げるのではなく、株式や金利などの景気や金融市場にリスクが高まった時のヘッジに役立てることを目的とした金融商品です。
ただ、今回のコロナショックではVIXロングで大きなリターンを得ること出来ています。
年次毎のリターンを見ると負ける年はマイナス10%前後・勝てる年は20〜40%超と損小利大の形になっています。
価格が低い時にコツコツ買い集めて相場が混乱した時に売れば良いヘッジになる事になります。
VIX指数をロングし続ける・ショートし続けるといったETFやETNと違うのが楽天ボラティリティファンドに投資する上で重要な点であると個人的には感じます。
楽天ボラティリティ・ファンドの構成
ファンドの内訳を見ると相場の状況に応じてVIX先物の買建と売建を保持しつつ、償還期限の異なる国債ETNを組み合わせて運用されています。
ただ、楽天ボラティティ・ファンドは、機関投資家専用の楽天ボラティリティ・ファンドと上場投資証券を一定の比率で買い付けて運用するファンド・オブ・ファンドという形が取られています。
楽天ボラティリティ・ファンドを保有の際に注意すること
VIX先物・米国国債証券(ETN)は共にアメリカの取引所に上場されている銘柄なので、楽天ボラティリティ・ファンドでは出資した額の一部を為替ヘッジに用いていると記載があります。
また、短期的なリターンを求める商品ではなく・株式や債券などのリスク資産をヘッジする目的で保有して欲しいとアナウンスがある事に注意が必要だね
楽天ボラティリティ・ファンドを購入できる証券会社
楽天ボラティリティファンドはどの証券会社でも買える訳ではありません。
買える証券会社は、auカブコム証券・SBI証券・岡三オンライン証券・ジャパンネット銀行・スルガ銀行・楽天証券のみです。
多くの個人投資家はSBI証券や楽天証券に口座を持っていると思うから問題ないかな?
楽天ボラティリティ・ファンドの投資コスト
楽天ボラティリティ・ファンドを購入時には、ネット銀行で買えば購入手数料が不要・対面販売などで購入すると3.3%・信託財産留保額が必要となります。
信託財産留保額は、ファンドの資産売却の際の売買費用としてファンドに組み入れられます。
運用資産には、年率で信託報酬が1.023%と成功報酬が必要となります。また、ハイウォーターマーク方式での成果報酬が別途必要となる様です。
ウォーターマーク方式は、公式HPを読みましたが、十分には理解できませんでした。
ファンドの価格が過去の基準額を超過した際に成果報酬が信託報酬とは別にかかる様です。
基本報酬は、1%弱とアクティブ・ファンドとしては平均よりやや低い水準にあると考えられます。
成果報酬については、ファンドの運用状況によって変動すると考えられます。
よって、私自身としてiDecoやつみたてNISA・個別株の保有金額に対して一定の割合でポートフォリオのお守りとして楽天ボラティリティ・ファンドに投資していこうと考えています。
詳しい内容については以下の公式HPから(広告案件ではありません)
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