こんにちは、こんばんわ。うどんマン(@udonman1989)です。
あなたは空売りは得意ですか?昨年から今年にかけて大幅な株価上昇がありました。
投資は、空売りが出来ると売買機会が増えると言われています。今回は、SBI証券の HYPER売りを使った空売りの戦略を紹介します。
IPO銘柄を空売りする方法
HYPER売りには、逆日歩に相当する手数料がかかる
HYPER売りの特徴としては、他の証券会社では空売り出来ないIPO銘柄(新規公開株)や新興市場株の空売りを行う事が出来ます。また、ポジションを閉じる際には、当日中に貸株を返済する、通常の貸株料の他にHYPER料と呼ばれる手数料がかかると言う特徴があります。
HYPER売りをする為には、ブルーのマーカが引いてある売建受注枠と日計り(HP)HYPER料を確認しましょう。
現在のアエリアでは、1株当たり9.8円×100株(単元株)で980円のHYPER料がかかります。
HYPER売りのメリットはIPO銘柄や需給銘柄を利益に変えらること
- 好材料などで一時的に需給が偏った銘柄で思惑通りに株価が下がれば利益を上げる事ができる。
- 一般信用や日計り信用、IPO銘柄など通常では空売り出来ない銘柄を空売りできる。
需給銘柄を空売りする場合は、曖昧な表現になってしまいますが、相場観というデイトレーダー達の売買動向を先読みする力が必要です。
私個人としては、HYPER売りを仕掛ける場合にはIPO銘柄特に、ベンチャーキャピタルの比率が高い銘柄が狙い目だと考えます。根拠は、後ほど記述します。
HYPER売りのデメリットは、利益と損失に対する手数料の割合が高すぎること
ハッキリ言うと HYPER売りはハイリスク・ハイリターンの上級者向けの投資手法だと思います。
普通の銘柄なら、同値撤退であれば手数料分の損失のみで済みますが、HYPER売りでは逆日歩相当額分がマイナス損益となります。
IPO(新規公開株)のロックアップ解除を狙う~
IPO(新規上場)企業の大株主には、創業家や取締役(役員)、ベンチャーキャピタル、社員持株会などが名を連ねます。
これらの人々は利害関係者とも呼ばれます。非公開株が、上場されると多くのケースにおいて株価が上昇します。ローリスクハイリターンの投資として有名ですよね。
大株主達は、大量の株を保有しているので株式が上場する為自分の手持ち株を売ると利益を得ることができます。大株主の中にベンチャーキャピタルと呼ばれる組織がいる事があります。
ベンチャーキャピタルの仕事は、非上場企業を内部から支援し、上場企業とする準備を手助けをし株式公開をする事で株式の価値が上がり、その値上がり益を得るのが仕事だからです。
しかし、大多数の大株主たちが一斉に手持ちの保有株を売ってしまうと株価が暴落してしまいます。株式を上場する事は、資金調達がその他の方法より簡便である反面、誰にでも株式が買える状況を生み出します。つまり、株価が下がりすぎると買収やM&Aを仕掛けられるリスクが高まってしまします。
創業家や従業員持ち株会等が大株主に名を連ねていれば比較的大丈夫なのですが、ベンチャーキャピタルが大株主に沢山名を連ねているとロックアップ期間明けに大量の売り注文が殺到する事が予測されます。それでは、ロックアップ期間が解かれるのはどんな条件なのでしょうか?
主なロックアップ期間解除条件としては、
- 上場日から一定期間の株式売却を禁止する(60日・90日・120日など)
- 公募価格のから1.5倍や2倍などの一定の値幅の株価上昇があった場合に解除
されるといった条件が定められています。この特性を活かして、株価とロックアップ解除条件を活かして投資する事が考えられます。
新規公開株の大株主は日本取引所グループのHPで調べる
新規公開株の大株主は日本取引所グループのHPから確認する事が出来ます。
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- アクセス方法
- 上場会社情報・新規上場会社情報をクリックする。
- CG(コーポレートガバナンス)報告書のPDFを開く。
- 資本構成欄の大株主を選択する。
- 以上の手順で確認する事が出来ます。
ロックアップ期間は確認すべきか?
IPOのセカンダリー投資をするにしても、HYPER売りを仕掛けるにしてもロックアップ期間を調べない事は自殺行為に近いと言えると思います。
IPOのロックアップ期間は、目論見書と呼ばれる書類を確認する事で調べる事ができます。IPO投資を志す方は、必ずチェックが必要です。
IPO銘柄のロックアップ期間を目論見書をチェックしよう
目論見書は、SBI証券のブックビルディングの項目で確認できます。保存形式は、PDFデータです。
画像は、PDFですので検索機能でロックアップと検索する事で簡単に調べる事ができます。
IPO投資の王道は初値で売る事
今回は、 HYPER売りを使ったIPO銘柄の売買戦略を紹介しました。
しかし、文中でも述べた通りHYPER売りは手数料を考慮すると値幅を取れても中々簡単には稼ぐ事は出来ません。
そう言った事を考慮するとIPO銘柄はやはり初値で売る事がローリスクハイリターンな戦略だと考えます。
売買戦略の1つとしてあなたの投資に役立つ事を願います。
本日もありがとうございます。
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