投資は自己責任・突然のトレード環境のトラブルに対する知識を身につけよう!

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投資知識
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最近、台風や地震などの自然災害が続発していますね。皆さまのお住まいの場所は大丈夫でしょうか?

大きな災害は、相場に大きな影響を与えるため投資家の皆さんにとって気が気ではない事が多いと思います。

今回は、緊急時のトレード環境やインターネット回線のバックアップ方法について考えてみました。

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トレード環境の障害

突然ですが皆さんは証券口座をいくつ保有していますか?
この質問をすると、投資をされている方の多くは、最初に開設した証券口座をそのまま使い続けていると思います。

しかし、自分のメイン口座のトレード環境がなんらかの障害で止まってしまったらどうでしょうか?
信用取引等でレバレッジをかけていると損切りが遅れると命取りとなる場面が出てこないとは言えません。

そんな事頻繁にある訳ないでしょ
と思うかもしれませんが、取引をする際にリスクをヘッジする事は継続的に投資を続けていく上では不可欠なスキルだと思います。

インターネット環境の障害

みずほ証券

つい先日もみずほ証券でシステム障害が起こり、取引が2日間に渡って出来ないという事態がありました。


画像引用元:毎日新聞

楽天証券

昨年には、楽天証券でも同様にシステム障害が起こっています。

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ちなみに、通信障害による損失の補填は認められません。

SBI証券

 

正直自分が大損しているときにこの注意書きを見ると絶句するはずです。

上記の様にシステムトラブルで損失が発生しても証券会社は責任はとってくれないかもしれません。

リスクの高い手法(信用取引・デイトレードなど)で株式投資をするのであれば複数口座に資金を分散するなどリスクヘッジを意識する必要がありそうです。

通信障害による損失補填

東京新聞に通信障害による損失補填について記事がありましたのでご紹介します。

Q 「ネット証券につながらず取引のタイミングを逃した」など、損失があった場合の賠償はどうなるのでしょうか。

 A NTTコミュニケーションズやKDDIの約款は、自社に原因があり、かつ二十四時間以上つながらない場合に賠償すると規定しています。しかし、賠償するのは利用料だけで、一日につき数百円程度。

ネットをめぐる問題に詳しい岩永利彦弁護士は「ネット証券の損失など、利用料以外の賠償を求めるのは難しいだろう」との見解を示しており、障害の原因となったグーグルに対しても「賠償請求は困難」とのことです。

 Q なぜ難しいのでしょうか。

 A ネット事業者の責任はネットを利用できるようにすることなので、つながらない場合は利用者に料金を返金します。しかしネット証券での損失など二次的な損害は、法律上は「拡大損害」という別の扱いになります。民法はこうした「特別の損害」について、「当事者がその事情を予見」できなければ賠償を請求できないと規定しています。

 例えばAさんがネット証券で損した場合、KDDIなどの事業者はAさんがネット証券で取引していることなど個々の事情は知らないでしょうから、賠償を求めるのは難しいということです。

 Q 利用者に不利ではないでしょうか。

 A 電車が止まった場合も「商談に遅れて損害を被った」といった賠償請求は一般的に認められません。トラブルから派生する損害をすべて賠償するならば、事業者は際限のない費用を準備するために料金を引き上げなければなりません。岩永氏は「安い料金を維持するために、利用者がある程度のリスクを負うのは仕方がない」と指摘します。

引用先:東京新聞 TOKYO WEB

つまり、投資の損失の責任は全て自分にあり例え自分に責任がなくても守ってくれない

という事です。

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有線、無線回線のバックアップ

自宅でインターネットをしている方は、有線LANもしくは無線LANでインターネットに接続してトレードをしていると思います。

しかし、特に有線LANでインターネットに接続している方に気にして欲しいのは、停電した時にどうするのか?ということです。無線LAN機器等がなければなす術はありません。

では、どうすれば良いのか?
それは、携帯電話のテザリング機能を使う事で対処できます。

携帯電話回線のテザリング化

最近は、スマートフォンを使っている方が多いと思いますが、テザリング化という機能をご存知でしょうか?

テザリングは、携帯電話の電波をその他の無線通信ができる機器に開放する機能です。スマートフォンの無線LAN機器化とも言えますね。
テザリングについては自分のキャリアを確認してみて下さい
auユーザーの方
Docomoユーザーの方
ソフトバンクユーザーの方

 

※あくまで、携帯電話の通信回線の共有化ですので、通信を使いすぎると知らない間に高額請求になる恐れがありますでのご注意下さい。

常にデザリングするか、緊急時のみにするかは個人の考えによると思います。
緊急時には、パニックになりますので普段のインターネット回線の他にバックアップをする手段もあるという事を頭の片隅に置いておく事が大切かもしれません。

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まとめ

平常時は、特に気にしない人も多いかもしれませんがトレード環境のバックアップは重要だと思います。
 
例えば、自分のメイン口座の株が暴落しているのにアクセスできない時に、サブ口座を作っていれば、同じ株を空売りする事で損失を限定する事が出来ます。

私の様に小口の兼業投資家は投下資金が少ないので大丈夫ですが多額の資金を株式市場に投下している方は、トレードのヘッジとしてインターネット回線のバックアップも考えてみるのも1つかもしれません。

証券会社のサブ口座を持つ、インターネット環境のバックという考えを持って投資ライフを送りたいですね。

本日もありがとうございました。

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