
こんにちは、こんばんわ。うどんマン(@udonman1989)です。
今回は、半導体の指数であるSOX指数について調べてみました。
半導体は、産業用機器やPCやスマートフォンなどのIT機器に多く使われており、景気の現況を表す指標となります。
この記事では、SOX指数を見ることで分かる事と関連の強い指標について調べた情報をまとめてみました。
SOX指数とは
SOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)とは、その言葉の通りハイテク株を構成する銘柄の株価指数の事です。
半導体は、自動車や携帯電話(スマートフォン)、PCなどのハイテク機器に多く使用されています。
SOX指数が高いということは、半導体株が好調である=産業用機器の需要が高くまた一般消費者のスマホやPCへの消費に意欲的だと判断する事ができるので、景気が上向きもしくは好調であると言えます。
ハイテクセクターは特許が命
半導体関連の企業の業績は、新しい技術を開発する設備投資やエンジニアの質に大きく依存する傾向にあります。
2019年に入ってからは、新しい通信規格である5Gが大きな注目を集めており、中国のファーフェイと米国のハイテク企業が覇権争いをしている最中です。
5Gの技術を最も早く確立して世界に展開していく事が出来れば、莫大な収益を生む産業になると予想されています。
米国と中国の間では、2018年から貿易摩擦が続いていたり、米国の政府機関内ではファーウェイ製の電子機器の利用は禁止するなど激しい攻防が2019年になっても続いています。
アップルとクアルコムの和解
スマホの特許をめぐる米半導体大手クアルコムとの知的財産紛争で、米アップルには和解しか選択肢はありませんでした。2020年をめどに発売する「iPhone」向けに5Gに対応する通信半導体を供給してもらいます。https://t.co/s0Bblt9i5R
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) April 17, 2019
米国では、先日2017年から続いていたアップルとクアルコムという半導体企業の特許権の紛争にようやく決着がつきました。
国内の紛争で出遅れていたアップルも和解金を払う痛手を被りましたが、本格的な5G規格のスマートフォンの開発に注力することができる環境が整いつつあるのではないかと推察できます。
2019年のSOX指数は高値更新が継続中
SOX指数とナスダック(QQQ)はほとんど一致するから
半導体買ってるようなもんだよねえ pic.twitter.com/1R45E5zvaU— ossanpower2016 (@ossanopwer2016) April 7, 2019
SOX指数は多くの投資家の予想に反して上昇を続けています。
NASDAQはハイテク株の寄与度が高い指数ということもありSOX指数と同じ値動きをする傾向があリます。
SOX指数が好調な内は本格的な景気後退はまだ先の可能性が高いのと思われます。
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