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ドイツ銀行の経営危機の原因であるCDSについて問題点を解説するよ

デリバティブ取引の解説 投資知識
デリバティブ取引にはレバレッジがかけやすい
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こんにちは、こんばんわ。うどんマン(@udonman1989)です。

リーマン・ショックから早くも10年以上が経ちます。

多くの投資家は次の金融危機や暴落がそう遠くない日に訪れると予想しています。

今回は、次の金融危機の引き金になり得ると言われているドイツ銀行のCDSについて触れて行きます。

この記事では、特にCDSについてその特徴と問題点について解説します。

 

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CDSとは何なのか?

CDSは、クレジット・デフォルト・スワップの頭文字を取った呼称です。

デリバティブ取引の解説

デリバティブ取引にはレバレッジがかけやすい

CDSは、発行体の信用リスクを投資対象にするデリバティブ取引の1つとして知られています。

取引には、クレジット(信用リスク)を売る売り手とリスクの回避を狙いとする買い手が存在します。

クレジット・デフォルト・スワップの売り手は、債券のデフォルトが起きた時には支払いを履行する義務があり、クレジット・デフォルト・スワップの買い手は、毎月プレミアムという保険料を売り手に支払いデフォルトした際には、当初約束した金額を手にする事が可能です。

取引開始に当たり、倒産や債務不履行などのクレジットイベントを定め、実際にそのイベントが現実のものとなった際にはスワップの想定価値と同等の債券を額面価格で売却できるという仕組みです。

CDSの売り手は1度の負けで破産もあり得る

CDSの売り手は、テールイベントが来ると支払い能力が追いつかない可能性が極めて高いと言われています。

実際に前回の金融危機の際にはCDSを大量に売っていた金融機関の多くが破綻しました。

当時米国の大手投資銀行であったリーマン・ブラザーズのCDSの引き受け手であったAIGはCDSを含めたデリバティブ取引によって経営危機に陥り公的資金の注入によって救済されたという経緯があります。

公的資金とは私たち国民の税金

公的資金と言うとなんとなく煙に巻いていますが単刀直入で言うと私たちの収めている所得税や消費税などの血税が大手投資銀行の救済に使われたということになります。

多くの国民はなぜ金融機関のマネゲームの尻拭いを私たちが行わなければならないのかと“怒り”の声を上げました。

しかし、それでも政府が資金を注入したのは、企業の連鎖倒産を防ぐ為です。

大手企業には、数多くの取引先があり多くの従業員が働いています。

そんな中で大手企業が倒産すると取引先は不良債権を抱えたり世間に失業者が溢れ、治安の悪化や経済の停滞を招いてしまいます。

つまり、国民の立場であるミクロの視点で見れば許せないけど国家全体というマクロ的な観点でみれば何もしない訳にはいかなかったという事です。

CDSが抱える問題点について

CDSは、その商品の特性を見ると保険と同等の性質がある様に見えます。

ただし、保険と異なるのは、無関係の第三者であってもCDSを取引できる事にあります。

一般的に保険は、自身のリスクを別の誰かに肩代わりしてもらう為に加入します。

私たちが一般的に加入している保険は、生命保険・地震保険・自動車保険・スマホ保険などが代表的です。

これらの保険は仮にリスクイベントに相当する自体に直面し莫大な金額を必要となった際に保険会社に金銭的な弁済に当てる事ができます。

しかし、CDSの場合はもちろんロングしている債券のヘッジやポートフォリオのリスクの調整にも使う事ができますが、一番問題視されているのは投機的な側面からCDSを取引する事です。

CDSは、債券や株式と違って原資産の数が有限である金融商品ではなく債券などに派生した一般的にデリバティブ製品と呼ばれる金融商品です。

先程も述べた様にCDSは債券を保有していなくても取引をする事が可能です。

つまり、CDSを買いたい投資家が沢山いれば連動する債券や社債の何倍ものCDSを結ぶ事が可能となります。

更に世の中には、CDO(債務担保証券)という色々な債権を輪切りにして証券化する金融商品があります。

その種類の中には、CDSを証券化した合成CDO(シンセティックCDO)という金融商品も存在しています。

1つの製品に対してその数倍から数百倍の金融商品を生み出せるデリバティブ商品は世界的な金融危機の引き金となり得る危険な金融商品です。

CDSを理解するにはマネーショートという映画がオススメ

文章だけで聞くとCDSは中々の理解がしづらい金融商品であると思います。

そういった方にオススメしたいのがマネーショートという映画です。

この映画は、住宅市場の危機を察知してリーマンショックを予見した投資家達が市場をショートして大儲けする様子を描いた映画です。

指標は明らかに悪いのに相場は素直に反応しない事に苦悩する様子や取引を続けるかどうかの葛藤など投資家として信念を持つ事の難しさを感じる事もできる作品です。

難しい用語も金髪の美女が解説してくれたりなぜかエロシーンもちょっぴりあるので飽きずに見れます笑

話が脱線してしまいましたが、この映画では、住宅市場の崩壊で大儲けする手段としてCDSが用いられています。

内容については、以下の記事で詳しく解説しているので是非読んで見てくださいね。

マネーショートを楽しむ為にCDO・CDS・MBSを徹底解説【リーマンショック】
こんにちは、こんばんわ。多くの投資家を絶望させたリーマンショックから早くも10年が経とうとしています。今回は、2008年のアメリカのサブプライムローンに由来する金融危機を描いた「マネーショート」という金融映画で登場する金融用語についてこ...

マネーショートは原作の文庫の評価も高い作品ですよ。

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