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なぜリスクオフになると金が買われる?GOLDの持つ価値と投資する方法を検証【ETF・CFD】

先物取引
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こんにちは、こんばんわ。うどんマン(@udonman1989)です。

2020年3月以降、世界中で新型コロナウイルスの流行が問題になり金への投資の増加と更なる価格の高騰が予想されています。

そこで、この記事では金の歴史に軽く触れ、長期的なチャートの検証を行ったあとで金に投資する方法の紹介とそれぞれの特徴についてメリットやデメリットをまとめてみました。

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金への投資

コロナショックによる大暴落で再び多くの投資家の注目を集めているのが貴金属の中でも最も有名で流動性が高い金(GOLD)です。

金という資産は、古来より世界的に普遍的な価値を持っていて紙幣が出て来るまでは通貨として機能していた過去もあります。

近年の相場では、リスクオフの流れが起きる時には金を買うという投資行動が顕著に見られる様になっています。

個人や機関投資家の投資行動とは別に、世界各国の中央銀行はドル(USD)の預金準備とは別に金を保有するという慣習が続いています。

なぜ中央銀行は金を買うのか=金本位制(ブレトン・ウッズ体制)

中央銀行が金を買うのには当然目的があります。それは、中央銀行が持つ役割と密接に関係があります。

中央銀行は、通貨発行権を通じて紙幣を発行し流通させる・金融政策を実行して物価を安定させる・金利を調整することで金融システムを恒常的に安定させるというのが主な役割となります。

意外に思う方もいるかもしれませんが、紙幣は政府ではなく中央銀行が発行しています。

ただ、特に米国の中央銀行のFRBは最近トランプ大統領の圧力で政策を動かしている節があるみたいだから実質的には政府の管轄下にあるイメージを持つ人もいるみたいだね

金利を引き下げてお金を借りやすくしすぎると市中に必要以上のお金を供給することになるのでバブルを引き起こす可能性があり・逆に金利を引き上げすぎると経済が回らなくなり不景気になる可能性が高くなります。

現在の世界経済では、米国ドル(USD)はあらゆる市場の基軸通貨に位置していて世界通商のスタンダードです。

金本位制(ブレトン・ウッズ体制)が廃止されるまでは、金とドルの交換レートは1トロイオンス=35ドルに固定されていて・各国の通貨とドルの交換レートは固定されていました。

ただ現在、金本位制は既に廃止されていますが、自国通貨の裏付けとして無国籍通貨とも呼ばれる金を保有する慣習は今も続いているという経緯があります。

投資の世界で金(GOLD:ゴールド)が持つ価値

突然ですが、金を保有する意味とは何なのでしょうか?

う〜ん。まあ投資をしていない人でも金とか銀・プラチナの価格が変動するって認識を持っている人もいるね。

金を資産保全の手段の1つとして考える人もいれば、単純に貴金属としての金そのものに価値を見出す場合も。

一般的な価値観と投資家が金に持つ価値観は異なります。

投資家の世界で金と言えば原則的にはリスクオフに備えて資産を保全する目的でポートフォリオの一部として保有する、金の先物価格の変動(値動き)事態を投機対象と見なしてトレードする投機集団(ヘッジファンド)も存在します。

世界的ヘッジファンドマネージャーのレイダリオも個人投資家の金への投資を推奨している

ブリッジウォーター社を含めた複数のヘッジファンド・マネージャーを運営しているレイダリオ氏もオールウェザーポートフォリと呼ばれる投資戦略(関連記事)で個人投資家のポートフォリオへの金投資を推奨しています。

レイ・ダリオのオール・シーズンズ戦略はリスクとリターンのバランスが凄い件
今回は、資産運用をする上で悩みが尽きないアセットロケーションについての記事です。内容は、米国でウォーレン・バフェット氏やジョージ・ソロス氏と並ぶ著名なヘッジファンドマネージャーであるレイ・ダリオが唱える「オール・シーズンズ戦...

オールウェザーポートフォリオは、簡単に言えば適度なリスクで適度なリターンを目指すという運用戦略です。

ただ、コロナショックでは金までもが売られるという異常事態が発生してしまいました。

厳密な言い方をすれば有事が起きるまで金は買われて、実際の危機では金を含めたあらゆる資産が売られて現金化される事を頭に入れておきたいところ。

金(ゴールド)の長期チャート

Gold Prices – 100 Year Historical Chart

ゴールドは長い相場の歴史の中で大きな動きを見せてきました。

株式がどん底にある様な時には見向きもされない一方で株価がバブルに近づくと途端に買われるという性質が見受けられます。

つまり、有事の金買いという言葉がある様に株式というリスクの高い資産から普遍的な価値を持つゴールドに資金の退避を起こすことをリスクオフと呼びます。

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金(ゴールド)に投資するなら?

金に投資すると一言で言ってもどの金融商品を使うのか?レバレッジをかけるのか?という金融商品の選び方も重要な要素の一つとなります。

金への投資を通じて自分の運用資産に対するヘッジを目的とする人もいれば、金市場への資金の流入による値動きをトレード対象とするという人もいます。

という訳でここからは、金の現物投資・ETF・CFD・自動売買の4つの市場をピックアップしてそれぞれの特徴と投資戦略に相応しいのか?という点について見ていこうと思います。

金現物(金貨・時計・宝飾品など)

投資家でも無い人が最もイメージしやすいのは、純金を使った時計や指輪・金貨・金のインゴット(金塊)であると思います。

メリットとしては、金の現物を持つことで所有欲を満たせることや時計や指輪などの宝飾品であれば、実用性を保ちながら資産保全を出来るなどがあります。

金の現物を手にする必要が無いという方には投資信託と同じように純金を買うための積立口座を作ることが出来ます。

金の現物を保有することのデメリットとしては、現物の保管先が問題となります。

金貨や金のインゴットはセキュリティが強固な金庫が必要になり指輪や時計に関しても無くしてしまう・盗難にある可能性があるというリスクが常に付きまといます。

現物への金投資への特徴をまとめるとすれば、金自体への取引で利益を上げるというよりは、現金をある程度保有している投資家が数ある資産の投資先の一つとして保有する側面が強いと個人的には感じます。

なのでサラリーマンが無理に背伸びをして金の現物する必要性は低いのではないか?というのが個人的な見解です。

投資信託・ETF(ETN)

続いては、投資信託やETF(ETN)を通じた金投資です。

投資信託やETF(ETN)への投資には、対面の証券会社もしくはネット証券会社の取引口座の開設が必要となります。

ネット証券会社は、これまで投資したことが無い方にとっては自分は開設出来るのか?と疑問に思うかもしれませんが特に難しい審査は無く簡単に口座開設は完了します。

投資信託や金・ETFを通じた金への投資の特徴は、金の現物を保有することなく金へ投資することが可能です。

また、金の現物(金貨・インゴット)などと比較して少額から投資する事が出来ます。

ETFとは、上場投資信託という金融商品で株と同じ様に証券取引所で売買できるという金融商品です。

現在日本の証券取引所には、金へ投資が可能な5種類のETFが上場されています。

商品名 SPDR ゴールド・シェア受益証券 金価格連動型上場投資信託 純金上場信託(金の果実) ETFS金上場投資信託 One ETF 国内金先物
証券コード 1326 1328 1540 1672 1683

それぞれの銘柄の違いとしては、金の現物の裏付けがあるのか?1口買うのに必要な資金・1日の売買数(流動性とも呼びます)・ETFが連動を目指す指数・信託報酬の違いなどがあります。

メンドくさいことを抜きに言うと信託報酬が安くて流動性の高い銘柄を買っておけば後悔することは無いと思うよ

最後に付け加えるとすれば、純金積立とETFの積立どちらを選べば良いかと言えばETFでの積立をオススメします。

理由は単純で純金積み立てにかかるコストが1年あたり、0.7〜0.8%のコストが取られるのに対して、ETFの平均は半分の0.3〜0.4%で済みます。

純金積立もETFの買い付けにも取引用の口座開設は必要となるので、金の積立を行いたい方は、ETFでの運用開始をオススメしたいと思います。

CFD市場での金投資

CFD市場での金投資は、資産の保全よりは金の値動きを投資対象とみなしてトレードしたいという人が使う金融商品となります。

CFD=差金決済取引というトレード方法になります。

簡単に言えば、証券会社が独自に取引できる商品をチョイスして値動きやスプレッドを保証している売買市場のことだよ。

金はグローバルで個人投資家にとっても馴染みが深く人気がある商品なのでCFD市場を運営している証券会社であれば基本的に取引銘柄にトレード可能です。

CFD取引は、FXと同じ様に証拠金取引というレバレッジをかけた投資となります。

CFD市場では、基本的に1日毎にポジションを翌日に持ち越す際にオーバーナイト金利を支払う必要があります。

取引の枚数が高いほど金利負担が大きくなるので、CFD市場での長期運用や積立投資はあまりオススメ出来ません。

CFD取引の特徴を最大限に活かすためには、少ない自己資金にレバレッジをかけて金市場にトレンドが出ている時に順張りを目指すというトレードのスキルがある事が望ましいと言えます。

コロナショック以降は、あらゆる市場でリスク資産を持つ事に投資家が及び腰になっており金価格は更なる価格上昇の可能性もあります。

また、CFD取引のもう一つの特徴として市場をショートするという取引も簡単に出来る事が特徴です。

現在の金価格は高すぎるもしくはコロナショックはひと段落したして少し下落するので金のショート=価格が下落すれば儲かるという取引を仕掛けることも可能です。

どこの証券会社がオススメなの?

管理人は『GMOクリック証券CFD口座』をオススメします!

GMOクリック証券は、国内のCFD取引量1位を獲得している証券会社のCFD市場です。

私自身GMOクリック証券のCFD口座を保有しているので分かるのですが、CFD取引プラットフォームには全然クセがなく直感的に操作が可能・取引量が多いので売買スプレッドが狭いなど万人にオススメ出来る特徴が数多く存在しています。

金取引をCFD口座で取引すること事態はDMM.com証券やサクソバンク証券などで可能ですが、DMM証券はスプレッドが広く・外資系のサクソバンク証券はトレードツールの操作性がやや難しい・小口取引にはコストが割高になるなどの特徴があります。

長くなってしまいましたが、金価格の急上昇や下落を活かしてトレード・自己資金にレバレッジをかけて投資したいのであれば、GMOクリック証券のCFD口座をオススメしたいと思います。

金をほったらかしで運用したいのであれば自動売買

最後に紹介するのは、金の自動売買を出来るインヴァスト証券のトライオートETFという投資サービスです。

 

トライオートETFとは、金市場の上下に合わせて自動的にポジションを取り一定の値幅でポジションを取り利益の確定を繰り返すという自動売買システムです。

自分でトレードの判断をすると少し含み益が出ただけで利益確定を行いたくなったり、相場の状況に応じてポジション量や資金の調整を行なければなりません。

その点で言えば、トライオートETFは先程も説明したCFD市場であり、一定の資金があれば後は金市場の上昇を待つだけで良いというほったらかし投資を実現出来ます。

ただ、ポジションを持った後のコストは約1%前後とやや高い部類に入るので、金価格が下落して上昇トレンドに入り始めたタイミングで始めるのが良いシステムだと言えます。

トライオートETFについて詳しく知りたい方はトライオートETFのメリットとデメリットを詳しく解説してみたの記事(関連記事)をご覧頂ければと思います。

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