こんにちは、こんばんわ。うどんマン(@udonman1989)です。
今年の12月はクリスマスラリーとは真逆の値動きを見せ散々な値動きを見せました。
原因は、米国のFRBによる相次ぐ利上げによる逆イールド化や米国と中国の間の貿易摩擦による経済指標の減速懸念が引きがねとなっているとされています。
今回の記事では、景気の先行指標と呼ばれるバルチック海運指数と呼ばれる指標にスポットライトを当てて見たいと思います。
バルチック海運指数
ダウ832ドル安(-%3.2)で引けました。バルチック海運指数の8月からの下げで11月の初旬もしくは10月の後半に大きな下げを待っていましたが、少し予想より早く来ました。VIXショックもバルチック海運指数の下げから約2ヶ月後に発生しています。 pic.twitter.com/O1rMtN9Lm2
— エミン ユルマズ (JACK) (@yurumazu) October 10, 2018
私がバルチック海運指数に興味を持ったのは、以上のツイートからでした。
2018年の相場では、バルチック海運指数が株式の先行指標として機能していた様です。
バルチック海運指数とは?
不定期船には、鉱物資源(石炭・鉄鉱石)や穀物などが積載されています。別名バラ積み船とも呼ばれます。各国の経済状況が良好であれば、ばら積み船の運賃が上昇する事が多く経済のバローメーターと見る事が出来ます。
バルチック海運指数は株式市場の2ヶ月先の先行指標?
twitterより
Bloombegより
2018年の株式相場では、上の図からも分かるように、株式相場に先んじてバルチック海運指数が大きく暴落すると、その2ヶ月後に後を追う様に株式市場が暴落していた様です。
過信は厳禁
チャートを見る限りバルチック海運指数と株式相場では一定の連動性を感じる事はできました。
しかし、経済の先行きの不透明さだけでバルチック海運指数や株価指数は下落する訳ではありません。
ですが、指数が急落するという事は何かしらの不安要因が出てきたことを表すことには間違いありません。
相場や世界経済を把握する上での一つのシグナルとしてバルチック海運指数を監視してみると面白いかもしれません。
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