【統計分析】 SPXLの正規分布と標準偏差・累積度数について調べてみた

当サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています。

累積分布統計分析
この記事は約2分で読めます。
スポンサーリンク

 

こんにちは、こんばんわ。うどんマン(@udonman1989)です。

投資の世界ではケリー基準という投資理論がある様に適切なレバレッジはリターンを高める上で重要です。

今回は、S&P500の日次リターンに3倍のレバレッジをかける「SPXL」のリターンについて統計的な観点から分析しました。

スポンサーリンク

SPXLを統計的に分析

SPXLは、冒頭にも述べた通り米国の代表的な株価指数であるS&P500の日次リターンに3倍の日次連動を示すレバレッジETFです。

SPXLの特徴については別の記事で詳しく説明しています。

天国か地獄か?S&P 500の3倍レバレッジ型ETF銘柄SPXLへの投資について
今回は、ハイテク株が多く組み入れられているS&P 500の3倍レバレッジ型ETF銘柄SPXLへの投資について検証して見ました。この銘柄は、上昇トレンドに乗ればとんでもないリターンが期待できOneTapBuyで投資に...

SPXLの価格の正規分布

SPXL価格の正規分布

SPXLの価格はボラティリティが大きい

まず始めにSPXLの正規分布について計算して見ました。過去10年間の統計を見て見ると10〜30ドル付近で推移していることが分かります。

確率分布的には少ないですが、2017年や2018年に史上最高値を更新した際には一時的に50ドルを超えた場面もあった様です。

投資のリスクやリターンの集計については以下のデータを得る事が出来ました。

標準偏差(リスク)σ=14.6 

SPXLの10年平均価格18,5$

正規分布の考えを用いれば10年平均の18.5$に±14.6$以内に68.26%の確率で収まる事になります。

標準偏差

標準偏差は統計学の考え方の一種。

2σは、今後株価が暴落すれば発生し得る水準です。

σが14.6なので2σは29.2になります。つまり、SPXLを暴落環境も保持し続ければほぼ全損に近いドローダウンに見舞われる可能性のあるハイリスクなETFである事が分かります。

SPXLの累積分布

累積分布
同じデータを確率分布とは別の累積分布関数の観点から見て見ます。

10$以下の部分については、ETFの設定当時の価格が大部分を示すと考えられます。

私が集計したデータは直近10年のデータですのでリーマンショック後の米国株式市場の事を考えればS&P500に連動するSPXLの価格も上昇を続けていた事に納得がいきます。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました