こんにちは、こんばんわ。うどんマン(@udonman1989)です。
本日は、経済指標の一つであるCPI(消費者物価指数)について調べたことをまとめてみました。
消費者物価指数を知ることでどうなるのか?という疑問を持つあなたの疑問の解決になると嬉しいです。
- CPI
- どの国のCPIが注目されるか?
- CPIと関連性の高い経済指標
- インフレ率の目安
- 経済の中心地=米国
- 長期・短期金利
CPI(消費者物価指数)とは?
米国労働省労働統計局(BLS)が毎月算出して毎月15日前後に公表している。
数字の算出は、消費者が平均的に購入する製品・サービスを固定した場合のトータルコスト=物価がどの様に変化するのかを指数化したもの。
物価指数の算出条件は、日本と米国では、算出基準がやや異なるようです。
世界の株式市場は米国を中心に回っているので、当ブログでは米国のCPIを基準にして詳細をまとめています。
CPI(消費者物価指数)はインフレ指標として注目される
CPI(消費者物価指数)は、インフレの指標として注目される経済指標です。
特に米国のCPIでは、衣食住に関連する食品・住宅・衣服・教育・医療等の項目からから数値が上下しやすい食品分野を除外したコア指数、エネルギーや食品を除外したコアコア指数と細分化されています。
米国や欧州市場では、季節性要員の大きい食品分野を除いたコアCPIが特に材料視される傾向があります。
中央銀行は、政策金利の決定要員の一つとしてCPI(消費者物価指数)を用いているので、物価の上昇率が想定より高くなると政策金利を引き上げて市中の物価を調整しようとします。
健全なインフレ率は2%とされている
現在の経済理論では、毎年のインフレ率が2%前後に収まることが健全な経済運営の条件だとされています。
日本の場合は、日本銀行があらゆる金融政策を用いて2%のインフレ率達成を目指していますが思う様な成果が出ていません。
ただ、米国の場合は日本との労働人口構成や成長率の違いがあり毎年2%前後のインフレ率を維持しています。
コロナウイルスの影響を加味してか、2%を超えるインフレ率も容認している状況があります。
各国の中央銀行は、物価指数や長短金利の様子を見ながら、長期金利の調整を行なっています。
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