新型コロナウイルス収束後に予想されるQE(量的緩和)とテーパリングが与える株式市場への影響【FRB・FOMC】

金利
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こんにちは、こんばんわ。うどんマン(@udonman1989)です。

今回は、米国の新型コロナウイルス流行の状況から最近話題となっているテーパリングの懸念について現状をまとめて見ました。

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QE(量的緩和)とテーパリング

テーパリングという言葉を読み解いていく上で重要なのは、FRB(連邦準備制度)とFOMC(米連邦公開準備制度委員会)という2つの言葉です。

中央銀行は景気の下支えの為に量的緩和を行う

週間

米国の中央銀行(FRB)は、インフレ率2%を目標に政策金利を調整しています。

今回のコロナウイルス等による景気後退局面で経済や金融市場を活性化する為にまず、行われるのは政策金利の引き下げです。

金利が下がれば、設備投資や住宅購入等のローンの金利も下げりお金を借りやすくなるので企業や個人の消費意欲が刺激されるという仕組みです。

ただ、今回の新型コロナウイルスのパンデミックや景気後退の深刻な局面では金利を下げても満足のいく効果が得られない事があります。

こういった局面で施される手段が量的金融緩和(QE)政策です。

量的金融緩和が具体的に何をしているのかというと、国債や様々な担保証券を買い入れて債券市場の活性化と長期金利の引き下げを誘導します。

実際の規模で言えば、米国債を月8兆円強・MBS(住宅ローン)担保証券を月4兆円ペースで購入していると言われています。

ちなみにMBSは、リーマン・ショックを引き起こす元凶となった金融商品です。リーマン・ショックの経緯をざっくり知りたい方はこちらの記事をどうぞ

テーパリング=量的金融緩和縮小=長期金利の上昇が予想される

テーパリングとは、英語でtaper,和訳すると先細りと訳せます。

言葉通りだと意味が分かりませんが、簡単な話で中央銀行が量的緩和政策を弱めること=国債や担保証券の買い入れ量を徐々に減らす政策をとることを言います。

なぜ、無限の量的緩和を継続しないのか?というと、無制限の金融緩和はやがてバブルを産み出します。

一度バブルが弾ければ、私たち日本人がよく知っている様に経済を立て直す為に数十年の時間を要する可能性もあり、難しい舵取りを求められます。

金融政策は中途半端な政策を継続すると効果が弱まることがかつての日本の実例から知られており大胆かつバブルを発生させない程度に止める必要があります。

テーパリングの決定は、FOMC(米連邦公開市場委員会)の話し合いで決まり、株式市場をはじめとする様々な相場に多大なる影響を与える重要な経済指標です。

コロナウイルスの集団免疫獲得後にテーパリングが予想されている

新型コロナウイルスが蔓延し始めて1年以上が経ち、ワクチンの接種が世界各地で始まっており徐々に事態の収束そして、経済や観光の正常化に向けた動きが始まりつつあります。

各国政府は、景気の下支えの為に給付金や事業者への金融支援などの財政出動を余儀無くされています。

流行の山場をこえて、重症の確率が下がるもしくは明確な治療方法が確立できればテーパリングで金利の上昇が予想されることを覚えておきましょう。

長期金利の上昇は株式にとっては悪材料

テーパリングが進むことは株式市場にとっては悪材料であると言えます。

それは、長期金利が高くなる=株式で運用して得られるリスクとリターンのバランス(シャープレシオ)の魅力が下がるからです。

特に、低金利を後ろ盾としていたハイグロース株(成長株)は高PERであり、長期金利が上昇すれば真っ先に売られる銘柄群と言えます。

日本で言えばマザーズ・米国で言えばNASDAQを構成する銘柄群のパフォーマンスの悪化が予想されるよ。

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