こんにちは、こんばんわ。うどんマン(@udonman1989)です。
2021年の仮想通貨業界に新しいニュースが入ってきました。
世界最大の資産運用会社であるブラックロック社が、ファンドを通じてビットコイン先物に投資を検討に入り、SEC(米証券取引委員会)に目論見書を提出したと20日に発表がありました。
ブラックロック社と言えば、ishares(アイ・シェアーズ)ETFシリーズとして個人投資家にも馴染みの深い会社だと思います。
今回は、ブラックロック社がビットコイン先物業界に参入する意味と今後の展望について考えてみました。
ブラックロック社のビットコイン投資
2021年1月20日にブラックロック社から、SEC(米証券取引委員会)に提出された目論見書から「BlackRock Global Allocation Fund」と「BlackRock Funds V」がビットコインに注目していることが明らかになりました。
目論見書にビットコインに投資するデリバティブ(金融派生商品)が含まれていたとのこと・非流動性やボラティティの大きさが懸念事項
ブロックロック社の運用資産総額は800兆円を超えると言われているから1%の運用でも8兆円というとんでもないインパクトがある話だね
現在投資ファンドがビットコインに投資出来るのは、CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)のビットコイン先物です。
SEC(米証券取引委員会)は仮想通貨ファンドを認めていない
SEC(米証券取引所)は、これまで仮想通貨ファンドを認めていませんでした。
理由は、仮想通貨市場の相場操縦への懸念が拭えない事・カストディソリューションが整備されていない事を挙げていました。
カストディ業務とはみずほ証券のHPによると、
カストディとは「保管」を意味し、有価証券投資の際に、証券の保管、管理を行う業務のこと。カストディ業務を行う機関はカストディアンと呼ばれ、カストディアンの役割は、証券の保管業務だけではなく、元利金や配当金の受領、運用資産の受渡し決済、運用成績の管理等多岐にわたる。特に海外の複数の国の有価証券に関する決済保管業務を一括して取り扱う機関のことをグローバルカストディアンと呼ぶ。
とのことです。
簡単に言えば、不正なく円滑な取引をするには仕組みがまだ追いついていないって感じかな?
ビットコインは金の代替資産として注目される
ビットコインは、金融決済の手段として用いられる一方で株や債券・特に金の代替資産の役割を持つ点を多くの投資家から注目される様になってきました。
なぜなら、ビットコインは金と比較して保管が容易である点や持ち出しや持ち運び自由な点が今後のデジタル時代にマッチしていると言えるからです。
個人・機関投資家を問わず今後もビットコインが資産保有の一部として一般化されれば、金に並ぶ安全資産となる日も遠い未来ではないかもしれません。
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