【初心者体験談】 サラリーマンがiDeCo(個人型確定拠出年金)を始める方法〜導入前〜

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iDeCo
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最近、書店に行き金融・投資関係の書籍を見るとiDeCo関連の記事を多く目にする事があります。

一般的に、iDeCoと言えば、節税効果が高い事や受給年齢になった時に非課税で年金を受け取れるといったメリットがよく知られていると思います。

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iDeCo(個人型確定拠出年金)のメリットは?

個人型確定拠出年金は、節税が出来る点や公的年金の他に積立年金を形成できる点などがメリットとして挙げられます。

詳しく知りたい方は、保険ROOM様のHP(外部リンク)でメリットの解説記事があります。より、詳しく知りたい方は是非記事を読んでみて下さい。

iDeCo(個人型確定拠出年金)はデメリットしかない?おすすめしない人は?
iDeCoを始める前に知っておくべき点について徹底解説!よく「iDeCoはやらないほうがいい」「デメリットしかない」と言われていますが、果たしてそれは本当なのでしょうか。この記事ではイデコの基礎から8つのデメリット・6つのメリットまでをわかりやすく説明します。
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iDeCo(個人型確定拠出年金)を始めてみる

私は、約1年程前に、楽天証券でiDeCoを始めました。

正直な感想を言います。実際に加入するまで障害となる事が多く滅茶苦茶大変でした。なにが大変なのか実体験をまとめてみました。

障害① どの金融機関・証券会社を選べばいいのか?

これが一番大きな問題でした。

いままで、投資経験のない普通のサラリーマンである私には何から手をつけてよいのか見当もつかなかったです。

なにがわからないかというと

・金融機関の選び方

iDeCoの口座開設方法

・投資できる金融商品(ファンド

以上の3点です。

その理由は、選択肢が多すぎるからだと思います。

金融機関の一覧は以下の通りです。(面倒臭い方は読み飛ばして下さい)









出典:http://www.dcnenkin.jp/search/bank.php
iDeCoナビ

全部で70箇所以上あります。

いやいや、滅茶苦茶多くないですか(汗

突然ですが、人間にとって選択肢が多いことはメリットだと思われますか?

コロンビア大学の社会学者シーナ・アイエンガ―によると人間にとって心地良い選択肢の数は、5~9個だそうです。

マーケティング業界では、「ジャムの法則」として有名ですね。

ジャムの法則とは?

シーナ・アイエンガー教授による社会実験によって示された法則

ある、スーパーマーケットで、6種類のジャムを並べたテーブルと24種類のジャムを並べたテーブルの2つを用意したところ、どちらのテーブルでも試食者数は変わりませんでした。

しかし、最終的なジャム購入者の割合は、6種類揃えたテーブルの場合は30%、24種類のテーブルでは3%と大きな差が開いたという実験結果が得られました。

つまり、多すぎる選択肢は人間にとって余りメリットがないのではないかという事です。

話が脱線してすいませんでした。

私は、iDeCoに節税効果がある事に魅力を感じて始めたいと思い運用コストのかからない金融機関を探して「楽天証券」を選びました。

結  論

iDeCoを選ぶ際には、

節税を目的とするなら「運営手数料のかからない金融機関」
積極的な運用を考えるならば「投資したいファンドを扱っている金融機関」

を選ぶ事が大切です。

障害② iDeCo加入に掛かるお金

iDeCoの運用には、金融機関や年金基金に対して支払わなければならない様々な手数料があります。どんな種類があるのか見てみましょう。

加入時・移管時の手数料

個人型確定拠出年金に加入する時または企業型確定拠出年金からの個人型移換時に発生する費用です。

支払先は、国民年金基金連合会で支払金額は2,777円(1回のみ)です。

運営管理手数料

運営管理手数料は、国民年金基金連合会・信託銀行・加入している金融機関に支払う手数料です。

毎月発生する手数料で、

・国民年金連合会 103円
・信託銀行     64円
・金融機関 0円~500円

かかります。

加入している金融機関が違うだけで最大年間6,000円も運用コストが異なります。
金融機関機関選びを慎重に行いたいですね。

こちらも、加入時・移管時の手数料と同様にネット証券(SBI証券・楽天証券)のコストが最も安く、金額は167円/月(金融機関への手数料は0円)です。

結論

加入している金融機関が違うだけで最大年間6,000円も運用コストが異なります。金融機関機関選びを慎重に行いたいですね。

障害③ 書類作成が複雑

体験をもっていえる事ですが、iDeCo加入の為の書類作成はとても面倒くさいです。

何が面倒臭いかというと、同じサラリーマンであっても自分が勤めている会社の退職金の有無や給付方法によって毎月の掛金の上限金額が変わる事です。

私を含めて多くの方は、定年まで勤めれば退職金が貰えるんだろうなと漠然と考えていても実際会社はどの様に退職金の積み立てを行い給付手続きを行っているのか知らないと思います。

しかし、退職金の支払方法が分からないと書類作成が進みません。まず、ここで面倒臭いからもういいやと思ってしまいやめてしまう方が多いと思います。

ここであきらめずにやるには、会社に入社した際にもらった会社の規定をひっぱり出して退職金の払い方を調べるか会社の年金事務の業務を行っている担当者に相談するしかありません。

ここでも、ハードルがあります。管理部門(総務や企画室)等の社員に親しい人間がいないと誰が年金事務を行っているかわからないので、相談する事もできません。

私は、幸い同期に管理部門に人間がいたので相談する事ができました。

ところがここで驚くべき事実が分かりました。大企業なら別なのかもしれませんが、大企業未満の会社の場合年金事務の担当者であったとしてもiDeCoの存在を知らない可能性があります。

さて、なんとか掛金額を割り出したとします。しかし、これで終わりじゃありません。

iDeCoの加入書類は、自分(被保険者)が書く書類と事業主側(お勤めの会社)が書く書類があります。

すぐに対応してくれれば良いですが、放置される可能性もあります。そうなると書類の催促をしなければならなくなります。

同期に聞いた所によると会社側も申請される事が初めてなので書類の記入方法を調べるのに時間がかかる事もある様です。

やっとの思いで書類が完成し郵送します。ここでも、結構な確率で書類が不備で帰ってきます。理由は、引落口座非対応捺印漏れ訂正印漏れ訂正印間違え記入漏れ事業主側の書類不備等様々です。

結論

iDeCoの申込書類は、会社側も不慣れな事が多い様です。申し込みの際には会社の担当者に説明できるくらいの下調べは必要かもしれません。

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運用から1年の投資状況

実際、運用してどうなのかレビューしたいと思います。

2017年・2018年と株価は堅調な推移をしている様で今の所プラスです。逆に債権は不調の様です。


色々障害はありますが、節税メリットと資産運用の入り口としてiDeCoは優秀な制度だと思います。

ご興味のある方は、是非運用に乗り出してみて下さいね。

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