HV(ヒストリカル・ボラティリティ)とIV(インプライド・ボラティリティ)の違いは?

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標準偏差の図オプション取引
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こんにちは、こんばんわ。うどんマン(@udonman1989)です。

今回は、オプション取引に取り組む上で重要な指標である「HV(ヒストリカル・ボラティリティ)」とIV「(インプライド・ボラティリティ)」についての記事です。

特にIV(インプライド・ボラティリティ)は、オプションプレミアムの価格を決める上で重要な考え方となります。

 

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ヒストリカル・ボラティリティとインプライド・ボラティリティ

まず、この二つの言葉の解説をする前にボラティリティという概念の説明をしていきたいと思います。

ボラティリティ(volatility)とは、日本語に訳すと変動率という言葉になります。

一般的にボラティリティは、一定期間の価格の変動率を示すことが多く1年間の変動率が多く使われます。

FXに取り組んでいる方であれば、ドル円とボンド円の値動きの比較、株式投資に取り組んでいる方であれば日経平均株価構成の大型株と新興市場であるマザーズ市場の小型株の比較をイメージして貰えれば分かりやすいと思います。

また、余談となりますがファイナンス的な観点で言えば、ボラティリティとリスクは比例すると言われています。

ハイリスク・ハイリターンというのは、上下(プラス・マイナス)のどちらにも大きく動く可能性があるという事です。

 

つまり、思惑通りに動けば大利を得られる、逆に思惑と逆行すれば大損となり再帰不能になってしまう様なイメージです。

ヒストリカル・ボラティリティは中長期的なボラティリティ

ヒストリカル・ボラティリティは、その言葉を見ても分かるように過去の相場のボラティリティから算出されるボラティリティ指標です。

後述するインプライドボラティリティとは違い算出に用いられ期間が長いので対象原資産の実態をよりよく捉える指標であると言えます。

逆に言えば短期的にトレンドが出たとしてもいずれはヒストリカルボラティリティという長期的な平均に回帰するというのが自然の流れでありそのギャップをトレードに活かすという方法もあります。

ちなみに多くの投資家が気にしている日経平均株価のヒストリカルボラティリティは、20前後であると言われています。

例.日経平均株価が20,000円・HVが20とすると

20,000円*20%=4,000円となります。

つまり、年初から下に4,000円から上に4,000円もしくは上に1,000円上がって3,000円下がるなどボラティリティを目処にある程度のレンジを予想する事が出来ます。

日経VIのHVを確認する方法

日経VIのHV

HVはIVより低い事が多い 画像引用:オプション道場

日経VIは、オプション道場様のサイトで算出公表されています。

日経225オプション 最新ボラティリティー・チャート
日経225オプションのボラティリティ・グラフ(チャート)。ボラティリティを分析して有利なトレードをしよう!

インプライド・ボラティリティ

 

インプライドボラティリティは、オプション市場で取引されるオプション価格から算出される指標です。

先程も確認した様にヒストリカル・ボラティリティが過去のデータから導き出されたボラティリティであるのに対してインプライド・ボラティリティは現在取引されているという事がポイントとなります。

つまり、インプライド・ボラティリティは、オプション市場の投資家が将来の株価をどの様に考えるかによって数値が変化する指標となります。

オプション取引で戦略を考える上では自分を含めた多くの投資家の意識が具現化された、インプライド・ボラティリティが大きなポイントとなります。

インプライド・ボラティリティは絶対的なものではない

オプション取引の板を見ているとIVが整然と並んでいて、この数値は絶対的な指標であると錯覚しがちです。

しかし、IVの算出には標準偏差が用いられています。

IVの計算に日本の祝日や土日を参照するのか、米国や世界の株式市場の稼働日を参考にするかによって標準偏差には差が出てきます。(日本の株式市場は世界的に見て休場や取引可能時間の短い特殊な市場です。)

日本市場の方向性が外国人投資家に左右される実態がある以上は、IVの算出は世界的なマーケットの営業日を基準にするのが合理的な判断です。

インプライドボラティリティまとめ

・多くの投資家が相場が上下どちらかに大きく変動すると予想する=インプライドボラティリティは高くなる

・多くの投資家が相場が膠着しつつあると予想する=インプライドボラティリティは低くなる

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