こんにちは、こんばんわ。うどんマン(@udonman1989)です。
本日は、CFD口座の取引を始めようと考えている方・既に始めていて上手く資金を増やせていないという方にCFD口座ならではの特徴と気をつけて欲しいことについて記事をまとめてみました。
CFD口座は危険か?
CFD(差金決済取引)はなぜ危険(リスクが高い)と呼ばれるのでしょうか?
この問題の答えは簡単です。CFD取引はFXと同様に証拠金取引という形を取っているからです。
投資用語的な表現をすればレバレッジ(レバ)がかかっていると表現されます。
レバレッジとは、英語のテコの作用を意味する言葉です。つまり、自己資金を担保にしてより沢山のポジションを建てられるルールという事になります。
この様に説明するとやはり危険じゃないか?と感じる方もいると思います。
勘違いしては、ならないのはレバレッジはかけなければならないのではなくレバレッジをかけられる=自分の判断に応じて調整できるという事です。
投資をしていない人も意識していないだけでレバレッジをかけた消費行動をしています。
その代表例が住宅ローンを使ったマンションや一軒家の購入です。住宅ローンは、自己の信用や頭金を担保にして銀行や金融機関から借金をして住む場所を買っている訳で実質的には借金と同様です。
またクレジットカードの利用も同じです。クレジットカードは、手持ちのお金が無くても買い物が出来ます。カードを使った時点で利用者に債務・カード会社に債権が発生しています。
債務が発生しているということは、カード会社にお金を借りていると同義だとも解釈出来る訳です。
長々と書いてしまいましたが、何が言いたいかというと、CFD口座がリスクが高いと言われる理由は、自分の手持ち資金でどれくらいのポジションが危険なのか認識出来ずに投資をしているのではないかということです。
自分のポジションがレートの変動に応じていくら動くのか?利益や損失の目処は?こういった基本的な部分を管理しきれないとレバレッジ管理を誤り底値や天井で損切りやロスカットになる可能性が高まります。
わかりやすい目安としてポジションを持って相場やチャートのことが気になって目がはなせない他のことに手がつかないという状況は過度なレバレッジがかかっている可能性が高いです。
投資は難しく考える必要はないよ。
消費も投資も根幹となる部分は同じで自分のお金が減る行為をなるべく減らし、増える(自分の為になる)と思う所に使うだけだよ。
CFD口座は銘柄が少ないが値動きがわかりやすい対象が多い
なぜか投資というと株式投資やFXばかり注目されますが、株式投資は需給や材料・機関投資家の動向によって予想を超える値動きをします。
また、FXは株式投資の比ではない程の膨大なマネーが市場に渦巻いていてノイズがとても大きく大きな方向性は当たっているのにノイズ(ダマし)でポジションを失って損をしやすい市場です。(特にクロスボンド)
一方でCFD口座で取引出来る様な銘柄は1つの市場で多くて10〜20銘柄までなので市場の値動きを捉えるのは比較的容易ですし、FXや株式と比べて1度トレンドが出ればノイズが少ない市場が多いと言えます。
CFD銘柄はトレンドが明確
VIX指数(別名:恐怖指数)とも呼ばれる米国株式市場のボラティリティ指数です。
GMOクリック証券では、米国VIとして有名です。この銘柄は、株式市場に悪材料や暴落が発生した時に急騰する性質があり、その後時間をかけて15付近まで下落していくという分かりやすい特徴があります。
具体的な方法は、関連記事:「恐怖指数(米国VI)を使って利益を上げるトレード方法」で詳しく解説しています。
また、別の銘柄ですが、私たちの食卓に馴染みの深いコーン(トウモロコシ)のCFD銘柄です。
コーンは、普段はボラティリティが小さいのですが、下値は350ドル付近とても強い抵抗帯として390ドル付近とこちらもまた分かりやすいチャート形状をしています。
そして、毎年夏場に急騰し下落するという価格変動を近年たどっています。
銘柄の詳しい情報は、「 価格変動が分かりやすいコーン市場の特徴を利益に変えよう 」で解説しています。
CFDは株式投資と損益通算は出来ない・FXとの損益通算は可能
CFD投資をするなら覚えて置いて頂きたいのですが、CFD口座は株式投資との損益通算は出来ません。
つまり、株式で損失が出てCFDで利益が出た場合、それぞれの+とーが相殺されて税金がかからないとはならず、株式の損失は翌年に繰り越し、CFD口座の利益に対しては利益額に応じて総合課税されてしまいます。
FXは、CFDと同じ総合課税の投資対象なのでFXの損益とCFD口座の損益は相殺出来ます。
投資を考えている方は、利益が出た時にどうなるか?徴収される税金を手元に残しているのかなども気にかける様にしていきたいですね。
他人の大きな利益を必要以上に気にかけない
投資をしていてSNSアカウントを見ていると自分と同じ銘柄でとても大きな利益を出しているトレーダーがいることがあります。
【VIX指数下落】
— あやたか (@ayataka1243) September 20, 2019
VIX指数の下落に伴い、
米国VIブルETF(宝くじ銘柄3手法)は
一時史上最安値を更新しました!
一方、VIX指数は最安値(8.56)までは、まだ遠い位置にいます!
この差が米国VIブルETFの大きな減価による影響になります!
また、それに伴い宝くじ銘柄3手法の利益は350万円を超えました! pic.twitter.com/qq9nKdS6jT
そういった画像を目の当たりにするとこの銘柄はこんなに稼げるんだと視野が一気に狭くなってしまうことがあります。
でも忘れてはいけないのは、自分と他人は投資経験も余剰資金も全然違います。
また、結果だけをみればその瞬間大きな利益を出していますが、そのトレーダーも駆け出しの頃は今の自分の様に損失を出したり小さな利益を積み重ねながら自信と心を鍛えてその大きなポジションに耐えられるメンタルを手に入れているはずです。
レバレッジがかかっている投資であるからこそ過度なリスクは抑え少しずつスキルをあげていくという心持ちで投資に臨んでいきたいですね。
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