こんにちは、こんばんわ。うどんマン(@udonman1989)です。
投資をしてみたいけど日々の値動きが気になって仕事に身が入らないことがある。
そんな投資家にオススメなのはこの記事で紹介しているFundsというサービスを用いた投資です。
Fundsは、ファンズ株式会社(旧社名:クラウドポート)社が提供する、貸付投資サービスです。
この記事ではFundsの仕組みからどんな投資家にオススメなのかを詳しく解説しています。
Fundsの提供する貸付投資サービス
貸付投資は、企業にお金を貸し付けるファンドへの資金の出資をする投資サービスのことです。
Fundsは、貸付を募集しているファンドと私たち個人投資家を繋ぐ場を提供するサービスを開発しています。
イメージとしては、消費者と生産者を繋ぐ通販の管理者(Amazonや楽天)でしょうか
投資できる案件は上場企業や関連小会社の安全性が高いものです。
個人投資家が利用できる投資サービスとして「ソーシャルレンディング」という投資サービスが存在します。
お金を貸し付けするサービスという観点で見れば同じなのですが、ソーシャルレンディングの場合には運営会社がファンドを組成・運営するという点に違いがあります。
Fundsという会社は信頼出来る?
Fundsは、2019年にサービスが始まった新しい投資サービスです。
そうなると運営会社が気になるという方もいると思います。
調べた結果は以下の通りだよ
社名 社長 | ファンズ株式会社 藤田雄一郎 (サイバーエージェント出身) |
設立 | 2016年11月1日 |
資本金 | 11億6,500万円 |
事業内容 | ・金融商品取引業 ・インターネットによる情報通信業 |
登録協会 | 第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第3103号 一般社団法人第二種金融商品取引業協会加入 |
Fundsの創業にあたりお金を出資している企業についてもHPに記載がありました。
社名を列挙すると、
- B DASH VENTURES株式会社
- 伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社
- グローバル・ブレイン株式会社
- 三井住友信託銀行株式会社
- 伊藤忠商事株式会社
- SV-FINTECH Fund
- みずほキャピタル株式会社
- AG キャピタル株式会社
- 三菱UFJキャピタル株式会社
- auカブコム証券株式会社
- 株式会社電通グループ
など日本を代表する大企業の関連会社から出資を受けていることが分かります。
また取締役社長から監査役・弁護士・公認会計士・顧問社外取締役などの方々の経歴と顔写真が公開されています。
東証1部上場企業であっても社長の顔写真は公開していない会社もまだまだ存在する中で非上場会社であるファンズ株式会社は会社のあらゆる情報に公式サイトからアクセス出来るのは透明性が高く信頼を置ける会社の一つだと個人的には感じました。
ひふみ投信で有名なレオスキャピタルワークスのファンドマネージャー藤野氏も会社の顔である社長の顔写真は会社の将来性を見る上で判断の一つとしているという発言が著書で述べられている。
より詳しい内容を知りたい方は、【公式サイト】Fundsのサイトへ移動から確認してみて下さいね。
Fundsの特徴
次にFundsの貸付投資の詳細について確認していきましょう。
投資をしたら値動きを見る必要なし
Fundsでの投資は、最初から利回りと運用期間があらかじめ設定されています。
なので、投資したらあとは償還を待つまで放置して運用することが可能です。
投資について知識が無くても手軽に取り組めることは投資初心者には嬉しいサービスです。
株式投資の様に日々の値動きに翻弄されることなく落ち着いた心を持って投資できるね
投資は1円から可能
Fundsの投資には、最低1円から取り組むことが出来ます。
ただし、投資に対する分配金は一円未満が端数処理され切り捨てされることを考えると最低でも数千円程度は投資したほうが良いのではないかと個人的には考えます。
また、Fundsの貸付投資サービスに限ったことではないですが、投資は生活に必要な資金や金融機関からの借金で行うべきではありません。直ぐに使う予定はない余裕資金から行いましょう。
Fundsの投資は途中解約は不可
Fundsに投資したお金は運用期間が終わるまで、途中解約することが出来ません。
繰り返しにはなりますが、くれぐれも生活資金や借金を用いた投資は厳禁です。
Funds限定の優待付きファンドもある
Fundsでは、オリジナルの優待つきファンドが登場する案件もあります。
過去には、2019年11月の募集案件だった「大阪王将ファンド#1」では、3万円以上投資で大阪王将の一部店舗で1,000円以上の会計で10%オフの優待券・先取り試食会への招待等が優待として提供されました。
他にも観劇チケットが配布された事もあり、お金だけではなく自分では中々手を出せない体験への投資も出来るのがFundsの特徴と言えるね
Fundsの案件は貸付ファンドと事業ファンドの2種類
Fundsの投資案件は、「貸付ファンド型」と「事業ファンド型」の2種類が用意されています。
現在稼働している案件検索は公式サイトから確かめてみて下さい。
貸付ファンド型の特徴
貸付ファンド型は、投資家から集めたお金の使い道が限定されず借りて企業の事業からの収益が返済原資になっています。
貸付ファンドでは、決算期に報告書の提出があり出資金は組成ファンド企業に送金されるまでファンズ株式会社の銀行口座で分別管理されます。
また、クーリングオフの対象外でもあります。
事業ファンド型の特徴
事業ファンド型は、投資家から集めたお金を不動産に限定して利用して不動産収入から得た収益を返済原資にしています。
事業ファンド型では、投資に申し込んでから8日以内であればクーリングオフの制度を利用することが可能です。
ただ貸付ファンドと異なる点として分配と同時に分配に関する報告が行われることやファンド組成企業への送金まで、投資金が信託銀行に分別運用される点に違いがあります。
そのためファンズ株式会社が仮に経営危機に陥ったとしても投資した金額は信託銀行を通じて返金されます。
投資案件を選定する場合は、自分の資金・期待するリターン・案件のリスクを天秤にかけて無理のない範囲で投資案件を選定する様にしたいところです
Fundsの応募は先着と抽選の2方式
Fundsでの投資では、応募方式として「先着方式」と「抽選方式」の2つの方法があります。
大多数の案件では、「先着方式」が採用されている様ですが、「先着と抽選」を併用して「応募方式」で申し込みが遅れた人にも投資のチャンスが出てきます。
ただ、応募方式では投資金額が100万円までという上限がありますので、それ以上の金額を投資したい場合は先着で申し込み必要があります。
基本的には、投資家の多くが条件が良いと判断する案件には申し込み開始と同時に応募が殺到し、クリック合戦になる可能性が高いです。
多数の有名企業と業務提携実績あり
イーランド(株) | (株)M&Aクラウド | (株)東京スター銀行 |
Kudan(株) | 伊藤忠商事(株) | リネットジャパングループ(株) |
(株)インテリックス | (株)インセント | (株)サンセイランディング |
(株)電通 | (株)ADワークスグループ | 霞が関キャピタル(株) |
(株)メルカリ |
Fundsは、大手5大商社の伊藤忠商事株式会社や株式会社電通・株式会社メルカリなど投資に興味がない方でも知っている様な超有名企業と業務提携関係があります。
有名かつ上場している会社と業務提携しているということはFundsというサービスの将来性や収益性を認めており、運営会社のファンズ株式会社の事業継続性を高く買っているという客観的証拠でもあります。
Fundsに参加している会社のメリット
Fundsに参画している企業は、どういったメリットがあるのでしょうか?
一つ目は当然ながら、新しい事業や既存の伸び盛りの事業への投資資金を集められるというメリットです。
Fundsの仕組みは、企業が発行する社債と似た様な特徴を持っています。
社債は、企業が一定の利子をつける事で投資家を募りお金を集める方法です。
社債の発行は企業行い、投資家への販売や期間中の流通は証券会社(第1種金融商品取引事業者)が取り扱いを行います。
一方でFundsで投資できる貸付投資ファンドは、流動性は乏しいため第2種金融商品取引事業者であるファンズ株式会社で取り扱いが出来ます。
投資家の目線で見れば、Fundsへの投資は社債の様な性質でありながら最低1円からという少額の投資かつ分配を受け取れる確実性の高い投資対象であり、企業側から見れば社債ほどの複雑な取引を経ずともお金を集める事が可能なサービスであると言えます。
また、Fundsでの投資案件では企業名や投資家への情報開示が必須な側面があり、お金を集めながらにしてFundsのサイトで自社の事業を知ってもらう機会が増えるという面もあり広告を同時に兼ねている点もメリットとして上げる事出来できます。
Fundsとソーシャルレンディングの比較
ソーシャルレンディング | Funds | |
代表的な案件 | 不動産やエネルギー関係他 | 不動産関係・新規出店費用他 |
投資最低金額 | 1万円以上から投資が可能の会社が多い | 1円から投資可能 |
利回り | 1~10% | 1〜6% |
ファンド破綻への対策 | 保証や担保をつける (つかない案件も多い) | 審査段階で、事業の健全性や継続・収益性を審査している |
投資家への情報開示・匿名性 | 匿名性が高い(具体的な企業名が開示されない) 運用状況も開示されない | 分配時に開示 具体的な企業名やファンドの詳細を確認可能 |
安全性 | 過去に返済不能案件を出したケースあり | サービス開始以来返済不能案件なし |
保証や担保のなく各種信用リスクがある
Fundsでは、担保や保証を設定しないことが公式サイトにも記載されている様に借り手(投資先)やファンド組成会社・金融市場の信用リスクが存在しています。
投資である以上当然ですが、元本保証はありません。
ソーシャルレンディングでは、保証や担保が設定されている点がFundsとの違いです。
どちらに優劣があるという訳ではなく、Fundsの場合は案件先企業・ファンド組成企業に対して審査をすることで案件を精査して貸し倒れを防いでいます。
実際にHPを見ると今までに破綻したことのある案件は無いとのこと。
これは、Fundsがリコースローンという仕組みを取り入れている為です。
リコースローンは、投資した案件のプロジェクトが破綻した場合でも出資先企業が返済不能状態にならない限りは、投資金額と利息が保証されるという仕組みです。
更に別の見方をするとすれば、担保を取るということは貸し倒れをする可能性が高い・担保を必要としないのは事業の継続性や収益性の健全性が高いと見ることができます。
ソーシャルレンディングは、保証や担保も担保や保証を用意していない案件が大多数ですが、Fundsほどの厳しい審査をかけておらず、中には事業が破綻する会社が出てくる可能性があることを認識して頂ければと思います。
また、ソーシャルレンディングはノンリコースローンを取り入れていることが多く投資先企業の返済義務が有限であり、仮にプロジェクト破綻した場合であっても、満足な返済を受けられない可能性があります。
利回りは1〜6%の案件が大多数で案件は少なめ
Fundsで募集しているファンドの利回りは、1〜6%の間の案件です。
貸付先企業は上場企業グループが中心である為、貸し倒れリスクが低いほど利回りも小さいという事になります。
必然的に投資する案件が絞られるのでソーシャルレンディングと比較して募集できる数は少なりがちです。
ただ、最近は上場企業だけではなく、将来の上場を目指す新興企業の案件も出てきており月間平均で5件程度・募集金額も3〜5億円の案件も増えてきており、投資案件が少ないという声も段々と少なくなってきています。
一方でソーシャルレンディングは、投資先名が伏せられており新興企業やベンチャー企業に投資している可能性が高く、利回りが10%を超える案件もありますが、それなりのリスクを追っている事も忘れてはいけません。
自分の投資可能額と期待するリターンを天秤にかけてどちらのサービスを利用するのか判断する事をオススメします。
投資先の情報開示がされる
Fundsでは、投資案件の透明性が高い=情報開示がされる点を高評価する投資家が多いことが特徴です。
ソーシャルレンディングでは、投資先の情報開示がないことが多く正直な所多額なお金を投資する対象としてはリスク管理が難しいと感じます。
ファンド組成の違い
Fundsとソーシャルレンディングでは、ファンドに自分のお金を投資するという形だけを見れば同じ種類の投資に見えます。
ただ、冒頭でも述べましたがFundsは投資家の募集に注力してファンドの組成は別のファンド組成企業が担っているのに対して、ソーシャルレンディングは投資家の募集からファンドの組成までを一貫して行なっています。
なぜ運用の形が違うのかと言えば、Fundsの考えでは「ファンドの組成を専門としている会社の方が効率的に運営を行えることや無理なファンド組成を必要としない・新たなファンド募集先企業の開拓」に時間を費やせることが背景にあると考えられます。
無理なファンド組成の弊害はソーシャルレンディングで実際に起きている
ソーシャルレンディングでは、お金を稼ぐために無理なファンド組成を行った結果貸し倒れが発生してしまう案件の例がありました。
気になる人は、「maneo・みんなのクレジット・ラッキーバンク」等のキーワード」検索をかけて調べてみて
投資する以上は全て自己責任なので、お金を預けるに値するか判断できる力を養うために調べる手間を惜しんではならないと個人的には考えています。
株式投資に疲れた方はFundsがオススメ
株式投資の激しい値動きに翻弄されて損をしたり・心が疲れる投資家も多いと思います。
Fundsの投資は、日々の値動きに惑わされることなく安定的な利益を得られる投資です。
1円から投資可能とハードルも低いので、新しい分野の投資に興味がある・挑戦を考えているという方はFundsで口座開設して投資にチャレンジしてみませんか?
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