情報商材に騙されない為に
副業を始めたり、投資をしていると必ず儲かる・月利10%取れるトレードツールという情報を目にすることがあります。
結果が出ないとそういった商材に目が行きがちですが、多くが高額なコンテンツである割に稼げない事が多く注意が必要です。
今回の記事では、詐欺商材に誘導される仕組みと気をつけるべき商材の特徴についてまとめて見ました。
情報商材=情報をネット売るビジネス
情報商材とは、稼げる情報をまとめた商材(文書や動画)のこと全般を指し示す事が多いです。
玉石混合であり、一部有効な商材がある一方でその他大多数は何の役にも立たない(無料でいくらでも転がっている情報)ものが多いです。
少額教材から高額教材に誘導するビジネスモデル
情報商材は、最初は無料で有益な情報を提供して購買者との信頼関係を構築して次に少額の教材を買わせる事で心理的なハードルを徐々に下げていき最後に高額な商材を売るというモデルを使っている事が多いです。
高額になるほど後に引けなくなってしまう傾向があります。
それは、こんなにお金を出して買ったものに価値が無いとは認めたくないし、元を取るまでは辞められないという心理が働いてしまうからです。
投資で言えば、含み損が手持ち資金に対して大きくなりすぎるとポジションを切れなくなってくる状態に似ています。誰しも自分の判断が間違っていたとは認めたく無いですからね。
この状態を防ぐ為にも、業者に誘導されるがままに思考停止するのではなく、その情報に本当に価値があるのかを判断する思考力と検証する力を身につけていく事が大切であると言えます。
情報商材が規制されづらい理由
情報商材が規制されづらい理由は、同じ商材でも一部稼げる人が出てくるからです。
稼げる人がいる為大多数の人は稼げない人達の努力不足という構図が出来上がります。また、商材を買った事が間違いであったということは認めるのは人間に取って苦痛であるという心理効果を利用しているとも言われています。
判断を急がせるような販売方式は怪しい
無料情報からメルマガに誘導して、期間限定や今なら定価から50%引きという風な形で購買を煽ったり、稼げなければお金は全額返金するという商材は買わない方が賢明であると言えます。
業者も詐欺事案として持ち込まれると都合が悪い為、一部返金を続けていき購入者が納得するまで続けます。
多くの購入者はこのやり取りが面倒臭いため購入資金の全てを取り戻すことは出来ずに結局は商材業者が儲けているという構図が出来上がります。
どの様にして信用させるのか?
情報商材の業者はどの様にして購入する人を信用させようとするのでしょうか?
よくある手段としては販売者が顔出しして商材の素晴らしさを煽る手段です。
これは、顔を出しているから自信があるに違いないという心理効果を狙ったもので、実際には販売者ではなく、役者の卵の様なアルバイトをダミーの経営者として雇って顔出しさせて台本通りに演技させてわずかな報酬を与えているだけの場合があります。
特定商取引では、商材を売る人は氏名や住所を開示する義務があります。悪質な場合は、商材を売る会社の代表者をお金で雇って雇われ社長の様にしている場合もあります。
また、住所などの情報がテキストではなく画像で表記されている場合も注意しましょう。
検索エンジンでは文字は拾えますが画像は拾えないため画像で表記している場合はやましい気持ちがあるという可能性が高いです。
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