こんにちは、こんばんわ。うどんマン(@udonman1989)です。
今回は、資産運用ではなく資産保全についての記事です。
富裕層は、高額な時計や車を多数保有している事が多いです。
それは、ステータスとして持つのは当然として資産保全の一部として実行しています。
この記事では、高級車や高級時計を持つ理由について調べてみました。
富裕層が高級車や高級時計を好む理由
一般人である私たちからすると資産家や富裕層が高級時計や高級車を好んで身につけるは自分はお金を持っているとアピールしたいと考えてしまいがちです。
しかし、富裕層が高級時計や高級車には確たる理由があります。
富裕層の定義は?
富裕層と聞くと漠然と沢山のお金を持っている人たちというイメージを持つ方が多いと思います。
公的機関による明確な定義はないですが、野村総合研究所の資料によると一般人から超富裕層は5つの階層で定義されています。
画像を見ると一般的な世帯であるマス層が当然ながら最も多く保有資産が上がるにつれて世帯数が減って行くピラミッド構造である事が分かります。
この内富裕層以上である、富裕層と超富裕層は日本の世帯の中で上位2.3%に属します。
この数値のミソは、人数ではなく世帯に対する割合であると言えます。
つまり、100人に2人もしくは50人に1人は家族の中に富裕層もしくは超富裕層の人がいるという計算になります。
社会的ステータスの確保
高級車には、購入時に多額の金銭の支払いや購入後も保険の加入や車検などに維持コストが発生します。
多額のコストを支払い続けられる資産を持つことにより他者からの羨望の眼差しを向けられたり、社会的評価を得ることが出来ます。
そして、何より高所得者層同士は同じ様な価値観を持っている事が多く高級車や時計を保有している事で交流のきっかけになったりそこから派生したビジネスも視野に入れていると言われています。
節税の為
私の様に低所得かつ給料から税金が源泉徴収されているサラリーマンは余り意識しませんが、多くの富裕層は法人の経営者として活動しており多額の税金を国や地方公共団体に納税しています。
細かい計算は省略しますが大まかに以下の様な経緯で納税額が計算されます。
売上から経費を引いた金額に対して法人税が課税されてしまいます。
利益が大きければ嬉しい反面納税する金額もそれに応じて増えてしまう訳です。
また、単年で好調であったとしても翌年もその勢いが持続するとも限らないです。
ここで登場するのが高級車という訳です。
高級車は、法人名義で社用車として購入すれば減価償却費として経費参入する事が可能です。
これによって税金の圧縮が行えるし高級車というステータスも同時に手に入れることができる訳です。
法人で言えば車の耐用年数は、6年で毎年定率法に基づいて減価償却をします。
車は買った時点で資産計上され、毎年減価償却されるので新車であれば購入後6年で帳簿上の価値は0になります。
また、中古車であれば購入価格を残存耐用年数の定率法で減価償却費として経費参入できるのでより利益を圧縮する事ができます。
新車の場合は、500万円を6年で減価償却します。
ただし、高級車の場合車種によっては、それほど大きく値崩れを起こさずに売却する事も可能となっており資産保全の一面もあると考えられています。
ただし、車を売却した時に発生する売却益には課税されるので節税という観点からは完全なスキームとは言えないと思われます。
高級時計は資産の一部として保有
高級時計は、金やプラチナと並ぶ様に資産の一部としても保有した際のステーサスとしても価値があります。
また、パテックフィリップやオメガなどの高級ブランドの限定モデルであれば保有している間にアンティーク需要なども出る可能性があり多様な方面からの価値を手にする事が出来ます。
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