こんにちは、こんばんわ。うどんマン(@udonman1989)です。
今回は、オプション取引の基本的な取引方法であるショートバタフライについて触れて行きたいと思います。
ショートバタフライは、損失限定で利益も限定というポジションです。
相場が持ち合いが続けており、近い将来に相場が大きく変動するという判断をする時に価値を発揮するポジションとなります。
ショートバタフライ戦略
ショートバタフライ戦略はATM付近のオプションを2枚買って、ATMから等距離にあるコールオプションとプットオプションを売り差し引きでプレミアムを得る事を目的としたオプションスプレッドです。
グリークスから考えるとATMのオプションを買ってOTMを売っているのでセータはほぼ±0になりガンマとベガはプラスになります。
また、OTMのオプションを売っているのでデルタは差し引きでプラスとなりセータの減少も満喫直前までは多少のヘッジを効かすことが出来るポジションと言えます。
つまり、相場が大きく変動すれば利益は上がるけど、あまり動かなかった際には負けてしまうポジションです。
最大損失は購入したプレミアム
ショートバタフライのポジションの最大損失は購入したプレミアムの金額分となり谷底の部分となります。
スプレッドを組む際に必要となる証拠金が少ない一方で損益分岐点の上を見ればわかる様に利益が限定されオプション戦略となります。
トランプ大統領が就任した時や、イギリスのEU離脱といった上か下のどちらかは分からないけど大きな相場変動が予想される時に利益になる確率の高いポジションであるという事が出来ます。
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