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コール・バック・スプレッドはオプションのIVを利用した売買戦略だよ

オプション取引
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こんにちは、こんばんわ。うどんマン(@udonman1989)です。

本日は、オプションのスプレッド取引の一つである「コールバックスプレッド」とはどんな戦略であるのか?損益推移はどの様に変化するのか?という2点をポイントとして記事を書いています。

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コール・バック・スプレッドとは?

コール・バック・スプレッドの概要についてまずは確認していこうと思います。

コール・バック・スプレッドは、OTMもしくはFOTMとATM付近のオプションのIV(インプライド・ボラティリティ)の差を利用したスプレッドのことです。

オプションを売る枚数の数倍〜数十倍のオプションを買うので、ポジション的にはオプションをロングしている戦略です。

コール・バック・スプレッドのグリークスはどうなる?

オプショントレードのシミュレーションソフトでグリークスを確認してみます。

2020年3月3日のATM20,500の権利行使価格のコールオプションを1枚売って・現在の日経平均株価から数千円以上離れた権利行使価格のオプションを10数枚買ってデルタをニュートラルか微ロングにします。

ポジションは、冒頭でも触れた通りオプションの買いが多くデルタをニュートラルにするとガンマとベガを大きくロング・セータはマイナスとなるポジションです。

コール・バック・スプレッドはいつ組めばいいのか?

この記事で紹介している、デルタをニュートラルにしたコールバックは、オプションの権利行使価格の銘柄間のIVの剥げる速度や相場の急変動によるガンマを活かしたスプレッドです。

なので、相場が1度急落した後、オプション全体のIVが盛り上がった後のリバウンドの場面で戻り高値をつけた場面で「コールオプションのIVが下落した場面から2番底をつけにいく場面でのATMとOTMのIVの下落の速度の差を狙う」・「日経平均株価の急落によるベガ益・ガンマ益を狙う」というタイミングを測ります。

基本的には、ATMのオプションを売ることになるのでATMオプションがOTM化することが望ましいです。

日経平均先物が上昇した場合

日経平均先物が上昇した場合は、コール・バック・スプレッドはどうなってしまうのか?

一言で日経平均先物が上昇すると言っても、「大陽線で垂直上昇する」か「ジワジワと上昇する」のかによってコール・バック・スプレッドの損益推移はことなります。

先程も確認した様にデルタニュートラルでのコール・バック・スプレッドでは、ベガとガンマが大きくロングしています。

つまり、垂直上昇の場合はIVの上昇=ベガ益が出るという点で、コール・バック・スプレッドには都合が良いです。

一方でIV(インプライド・ボラティリティ)が下落していく中で日経平均先物が値を戻すのはあまり都合が良くありません。

この記事で紹介しているコール・バック・スプレッドは、ベガロング・セータショートなので、IVの下落していく中で原資産が上昇するとATMのオプションがITM化して流動性が低下しセータから評価損が出てしまいます。

思惑と外れた動きをした時は撤退せざるを得ないね

日経平均先物が下落した場合

続いて日経平均先物が下落した場合を考えます。

下落の場合も出来高を伴った「急落(暴落)する場合」と「アルゴリズムによる機械的な売りにyるジワ下げ」の場合があります。

ATMオプションは、ガンマとベガが最大となるオプションです。

日経平均が急落すれば、IVは上昇しつつATMコールオプションがOTM化するのでコール・バック・スプレッドにとっては都合が良い展開だと考えられます。

次にジワジワ下げる展開ですが、こちらはオプション銘柄の満期までの残存時間によって評価損益の推移が異なると考えられます。

デルタはニュートラルと仮定しているのでジワ下げの展開では、セータのマイナスをベガとガンマのロング益を上回れるかが鍵となります。

この辺りは実践を交えながら経験と感覚を磨いていくしかないですね。(私はまだまだひよっ子で損失の方が多いです・・・

SQが直前に迫っていると、ガンマとセータ・ベガのそれぞれのグリークスの変動がとても急になるので十分に注意したいところです。

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