こんにちは、こんばんわ。うどんマン(@udonman1989)です。
FTSE100への配当金投資やNYダウへの長期投資で人気を得ていたくりっく株365の取引ルールの改定が先日発表されました。
現在の銘柄が廃止されるまで期間はありますが、これまでの無期限の取引ルールについては制限がかかる様になったのでポジションの整理や解消を含めた検証が必要となります。
くりっく株365の取引条件
くりっく株365はルールが以下の様に改定になります。
正直なところ、くりっく株365はスプレッド(売買の価格差)が大きいため、短期的な時間軸には相応しくない金融商品です。
だからこそ多くの投資家は、値上がり益+配当金が貰える点が他の金融商品と比較してメリットがあると考えていました。
しかし、今回のルール改定では最長でも1年毎に限月が設定されるという事なので、保有ポジションと逆行した場合は自分の中でルールを決めて損切りを入れないと証拠金を大きく減らすリスクがあります。
これまでは、証拠金を追加できる入金余力があれば、相場が戻ってくるのを耐えるという選択肢もありましたが新しい銘柄ではその戦略を取ることは現実的には厳しくなりました。
Twitterでの反応
背景には東京金融取引所の経営悪化?
民間の証券会社よりもかなり高いスプレッドを加えていたくりっく株365ですが、今回のルール変更は運営会社である東京金融取引所の経営状況が芳しくないのが原因かもしれません。
配当金投資が美味しすぎてポジションが偏ってしまった結果という見方もありますね。
ポジションの移行先はGMOクリック証券がオススメ
くりっく株365が使えなくなったいま新たにポジションを移す先が必要となります。
そこで、私がオススメしたいのはGMOクリック証券です。ここからは、数ある店頭CFDの中でもGMOクリック証券をオススメする理由を解説して見たいと思います。
売買スプレッドが狭い
売買スプレッドは、投資でポジションを取る際に発生する買いと売りの間の価格の鞘です。
この鞘が取引市場を提供している証券会社の手数料収入になってます。
GMOクリック証券の店頭CFDの場合日経225のレバレッジは10倍です。
つまり、一円あたりの評価損益の推移は2分の1です。証拠金余力を管理する際にはGMOクリック証券の方が臨機応変な対応が可能です。
GMOクリック証券の店頭CFDは売買手数料は無料
GMOクリック証券の店頭CFDでの株価指数(FTSE100)への売買手数料はなんと嬉しいことに無料です!
くりっく株365では、買い注文にも売り注文にも1回当たり156円かかるので手数料の面においてもGMOクリック証券が上回っていますね。
配当金(価格調整)もある
くりっく株365では配当金相当額と金利相当額の差し引きの差を金利収入として手にする事が出来ました。
一方でGMOクリック証券のCFDでは、くりっく株365とはややルールが異なり日々配当金相当額は発生しないで、年4回の先物の配当金落ちを価格調整額という金利を用いて調整します。
直近では、FTSE100を1枚保有して入れば1,300円弱の価格調整額を手にする事が出来た様です。
必要証拠金が27,500円で1,300円の金利収入なので単純計算で約4.7%の利回りだと考えられます。(買いポジションが含み損になる可能性もありますよ)
投資出来る株価指数が豊富
くりっく株365では、日米独英と株価指数である日経平均、NYダウ、FTSE100、DAXに投資が可能でした。
一方でGMOクリック証券のCFD口座では、上記の4銘柄以外にもS&P500・NASDAQ・上海50などの投資指数に投資が可能です。
日経平均(日経225)以外は外貨建てのポジションに注意
くりっく株365では一律で円貨建てのポジションでしたが、GMOくりっく証券のCFD市場では日経平均株価以外の株価指数は現地の通貨建てでの計算になります。
NYダウであれば今、25,000ドル付近なので以下の様な計算になります。
NYダウ 25,000ドル
ドル円 1ドル110円
CFDの取引単位 指数に0.1倍 なのでまとめると
25,000 × 0.1 × 110 = 275,000円 (1枚当たりのポジション)になります。
そこでレバレッジは10倍なので27,500円の証拠金があれば1枚のポジションは保有可能という事になります。
つまり、円高や円安になると折角の上昇益が目減りする可能性も逆に得をする場合もある仕様という事になります。
決済期日がない
かつては、くりっく株365がそうであった決済期限の問題ですが、GMOクリック証券の店頭CFDには期日はありません。
国内のCFD市場としては最大級
株価指数CFDが利用できる口座数は49万口座とクリック株365の23万口座の約倍の人数規模があります。
ただし、2018年以降は株価指数の不調の影響か1日当たりの約定代金が減りつつある事がデメリットとも考えられます。
売買代金が多い=市場の流動性が高いと考えられます。
つまり、市場に投資家が多いほど売買スワップが縮小して有利な価格でポジションを持ちやすくなるという事です。
ポジションを整理しよう
くりっく株365の現在の銘柄は現在のところあと2年弱は現在の銘柄が取引が可能です。
配当金狙いでFTSE100や日経225などの銘柄を保有している方は、徐々にポジションの解消や移行を検討して見ると良いかもしれません。
GMOクリック証券の口座をまだ保有していない方は下記のリンクから申し込みが可能です。
今後もくりっく株365のルール改定があるかもしれないので取り敢えず口座を作ってトレードが出来る環境を整備する事をオススメしたいと思います。
口座開設の手引き
口座開設は以下の手順で出来ます。ぜひ参考にしてみて下さい。
①
②
③
④
口座開設をする上でポイントなる質問です。証拠金取引経験の無い方・投資経験の期間が短い方は口座開設の承認が得られない可能性もありますのでご了承ください。(あくまで上図は私が申請してOKを貰えた際のサンプルです。)
⑤
入力内容の確認ページに移りOKを選択します。そして、確定すると申請が完了です。
⑥登録アドレス宛に本人確認書類の提出のお願いメールが届きます。
PCかスマートフォンでGMOクリック証券のHPにアクセスして提出を完了させましょう。あとは、GMOクリック証券様の審査を待つだけです。お疲れ様でした。
コメント