投資や金融業界・リーマンショックについて学べるオススメ映画4選

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書評
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こんにちは、こんばんわ。うどんマン(@udonman1989)です。

今回は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ為にステイホームをする事が強く求められています。

そこで本日は、私がこれまでに見た金融映画について「面白さ・専門知識・ストーリーのあらすじ・オススメ」という項目を上げて紹介していこうと思います。

それでは行きます!どれも私は面白くと思った作品です。ご興味がある方は、DVDやAmazon Videoなどでチェックして見てね!

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管理人オススメの映画 選

これから紹介する映画は、原作がある作品や韓国で製作された映画などです。

マネーショート

マネーショートは、サブプライムローンによる住宅市場の加熱とリーマンショックがどの様に発生したのか?ということを学べる作品です。

ストーリーの中でMBSやCLO・CDSなど金融世界の専門用語がバンバン出てくる作品です。

専門用語についてはコメディタッチで紹介がありますが、ある程度投資知識が無いと登場人物が何をしているのかイマイチ頭にストーリーが入ってこない可能性があります。

登場人物として、個人運営のヘッジファンド・投資銀行の行員・医師資格を持つ投資ファンドマネージャー・モルガンスタンレー参加のヘッジファンド・元投資銀行のトレーダー・ローン担保証券を売っているマネージャーなど様々な人物がいます。

作品のあらすじとしては、住宅ローンバブルとサブプライムローン(MBS)を利用した金融商品の危うさを察知して市場に空売りを仕掛ける様子を描いた作品です。

住宅市場の空売り手段として、CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)やオプション取引と呼ばれる難解なデリバティブ取引の話が出てくるよ。

専門用語の意味が分かるとより楽しむことができるね!

住宅市場は明らかに正常さを失っておりいつかは破綻することが分かっています。この映画の主人公たちはいち早くその異常性に気が付き市場の崩壊にかけたポジションを取ります。

ただ、明らかに市場はおかしいのにバブルはどんどん拡大し、損失が膨らみ続けます。

この相場の不条理さに葛藤する登場人物や市場の異常性が分かる=巨額の利益が手に入る訳では無いこと・利益が出る事の弊害など色々と考えさせられる作品です。

ストーリーは、難しいですが定期的にアメリカンな演出があるので飽きずに見る事が出来ます。まだ見た事が無い方には是非一度見てもらいたい作品です。

詳しい作品のレビューは、マネーショートから学ぶのCDO・CDSの仕組み(関連記事)をご覧下さい。

ウルフオブ・ウォール・ストリート

この作品は、正直かなりぶっ飛んだ作品で簡単に言えば「放送禁止用語とエロと株の売り方・勢い」で構成されています。

レオナルドディカプリオが扮する主人公であるジョーダン・ベルフォートがいかにして成りあがり「女・酒・金・薬物(ドラッグ)・友情」を楽しみそして破滅していくのかを第三者の目線として楽しむ作品です。

ウルフオブ・ウォール・ストリートは、専門的な知識が無くても楽しめます。

ただ、やたらとエロシーンや薬物でラリっている様な描写が散見されるので、他人と見ることや過激な描写が苦手という方は視聴を控えた方が良いかもしれません。

主人公は、株や物を売ることに対して天才的な才能を持っており、投資業界の無節操さや営業マンはどの様にして物を売るのか考えされられる作品です。

フィックションぽい作品ですが、実在の人物がモデルとなって作られた作品であることが一番の驚きだったりします。

ハミングバード・プロジェクト

ハミングバードプロジェクトは、今の市場を支配している超高速度取引(アルゴ)などを題材にした作品です。

少し前に日本のSBI証券でも話題になりましたが、個人や市場の投資家の注文に先回りする事が出来れば確実に利益を上げる事が出来ます。

その時間はわずかミリ秒単位なのですが、そのわずかな時間を短縮する為に取引所から自社のサーバーまで文字通り真っ直ぐ光ファイバーケーブルを地中に埋め込むという壮大な計画を立てそれを実行していく様子を描いた作品です。

工事を進めていく過程で山脈や河川・現代経済を好まない人々とのやりとりや高速技術を開発しているエンジニアの葛藤などの描写があり、投資だけでなく人生についても深く考えさせられる作品になっています。

文字通り命懸けで仕事に取り組む主人公の姿に自分はここまで人生をかけられる事があるのは素晴らしい事だと感じました。

国家が破産する日

国家が破産する日は、韓国で発生した1997年の通貨危機の中で起こった出来事を描いた作品です。

韓国製作の作品という事で私もやや嫌悪感がありましたが、内容自体は庶民側と中央銀行側という2面構造になっており史実に忠実で通貨危機がどの様にして起き現実化したのが学べます。

通貨危機を避ける為に奮闘する勢力と海外の介入を防ぎたいという昔ながらの既存勢力との対立・国際機関との対決など・そして視聴者が最も感情輸入しやすい庶民の経営者の様子がちょうどいい場面で切り替わり飽きがこない作品です。

通貨危機を見越して不動産などに投資して成り上がる人もいれば不渡手形を掴ませられて自分の会社の経営が危うくなる人・国を売る事も意に介さない人もいるという金融危機の現実が垣間見えます。

ストーリーを理解して楽しむのであれば、韓国の通貨危機が起きた背景とその後について軽く調べた上で視聴するとより楽しめる作品です。

ネット上の評判はあまり芳しく無い様ですが、私としてはかなり勉強になったな感じる映画でした。

 

ハミングバード・ブロジェクトと同様に自分の仕事に誇りを持てるということは羨ましいと感じます。

リーマン・ブラザーズ最後の4日間

リーマン・ブラザーズ最後の4日間は、文字通り2008年に経営破綻したリーマン・ブラザーズがどの様にして倒産に向かっていくのかを描いた作品です。

これまでの資本主義の歴史で「大きすぎ会社は破綻させられない」という常識が破られて、公的資金の注入をしない=政府が救済しないという判断をした経緯を学べる作品です。

リーマン・ブラザーズと政府側との救済を求める駆け引きや政府とその他大手投資銀行がリーマン・ブラザーズをどの様に救済するのかお互いの腹の探り合いをする心理描写が忠実に再現されています。

結果としてリーマン・ブラザーズの破綻は金融システムの崩壊につながる事になりました。

 

相場に限らず人類は同じ失敗を繰り返しているという意味で近い将来誰もが知る企業の倒産があるかもしれないと私はこの映画を見て感じました。

Amazon ビデオ で気軽に映画鑑賞

この記事で紹介した作品は、DVD化された作品もあれば、Amazon Prime Video やネットフリックスなどのVODサービスでしか視聴出来ない作品もあります。

この記事で紹介した作品は、Amazon  ビデオ で全て鑑賞することが出来ます。また、月額500円のAmazon Prime 会員であれば無料で視聴出来る作品もあります。

2020年5月現在では、ウルフ・オブ・ウォール・ストリートとリーマン・ブラザーズ最後の4日間はAmazon prime会員なら無料で視聴出来るよ!レンタルなら100〜200円程度で視聴可能みたい。

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