資産効果と逆資産効果から高級耐久財の消費や景気循環のシグナルを捉えよう

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資産保全
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こんにちは、こんばんわ。うどんマン(@udonman1989)です。

今回は、経済学の考えの一つである「資産効果と逆資産効果」について調べたことをまとめて見ました。

資産効果と逆資産効果を簡単に説明すると、株や債券・不動産などの価値が上昇する事によって消費意欲が刺激または抑制される事象の事を言います。

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資産効果と逆資産効果

資産効果と逆資産効果を捉えることで景気がどの地点にあるのか推察しながら相場に立ち向かうことが出来ます。

景気の波は短期と長期によって構成されています。

高級財への消費が減ると企業の生産数も減る・生産数が減少すると売上や利益が減少する・利益が減少すると従業員の給与が減る(増えない)・給与が減ると消費がより冷え込むというサイクルで景気がどんどん後退していく事になってしまいます。

資産効果とは?

資産効果とは、株式や債券・不動産など現金以外の資産を保有している投資家や資産家がいざという際には資産を現金化すれば良いという心を持つ事で支出を増やす効果の事を言います。

現在の株式相場の様に株式や不動産価格が好調であり続ける限りは保有している資産の価値も上がり続けるため高級品や借入を行って新たな不動産を購入するなど消費を拡大させます。

スキームとしては、ZOZOの前社長だった前澤氏の行っていた借入の仕組みが私達一般投資家には分かりやすい例だったと思います。

株を担保にお金を借りる

前澤社長は、自分の興した会社である持ち株を担保にお金を借りていました。

このスキームでは、株価は好調な内は問題は起こりません。

あくまで株は担保に入れているだけで配当金や株主優待を受け取れるなどのメリットがあります。

ただし、一度株価が下落に転じれば借入金の額が多ければ多いほど担保としての株の価値は下がりあらかじめ決めた担保を下回れば担保の株は売られて借入金の返済に当てられます。

私達個人投資家でも同じ様な仕組みがあります。

それは、証券会社で行える信用取引です。

信用取引は、自分の現金を担保に証券会社にお金を借りて株を買っている訳です。

お金を借りる為に借入金利を支払い、最低証拠金額を下回れば現金を追加入金するか建玉を決済して証拠金の回復を行います。

逆資産効果とは?

逆資産効果とは、資産効果の逆で株式や債券、不動産価値が下落して消費意欲が後退することで景気後退に繋がる現象の事を言います。

特にローンなどを組んで購入している自動車や不動産などは顕著に逆資産効果が見られます。

日本の自動車販売は2019年はまだ好調であり、明確な景気後退とは言えない状況です。

間接的に言えば、不動産を元にした金融商品であるREITなどの価格からも現在の景気がどの段階にあるのか感じ取れるバロメータと考えることが出来ます。

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