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トルコリラショックの余波、新興国通貨安とドル建債務について調べて見た

金利
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こんにちは、こんばんわ。うどんマン(@udonman1989)です。

最近の相場は、トランプ大統領の発言に左右される印象が強いですね。

今回は、トルコリラショックから新興国通貨が売られる展開が続いている事について調べて見ました。

 

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新興国の通貨安

新興国市場の特徴

新興国の経済成長は、主に先進諸国による投資や融資によって成り立っています。

世界情勢がリスクオンの間は、その高いリターンを求めて世界中の外国人投資家から資金が集まります。

しかし、一度リスクオフの流れになると新興国債券や通貨は徹底的に売り込まれ、資金の投資も無くなってしまいます。

また、国際通商にはドルが使われる為、自国通貨が売り込まれるとドル建債務は膨れ上がるという傾向にあります。

米国の金融緩和局面では自国通貨高は有利

リーマンショック以降アメリカは、景気改善を促す為に政策金利を極力抑えていました。しかし、既に金融緩和から10年が経ち世界中の金融市場にはお金に溢れバブルに近いという声もあります。

そういった局面では、金利を引き上げて景気の過熱感を抑えようとします。

米国の利上げは、アメリカ国内に留まらずドル建て債務を積み上げている国家にとんでもない影響を及ぼします。

古くからある言葉で、アメリカがくしゃみをすれば世界は風邪をひくと言われる所以ですね。

ドル建て債務がGDP比で高い国家

メキシコ、ブラジル、インドネシア、トルコ、インド、中国、南アフリカなどです。

政策金利と貸付金利の連動しない国はドル建債務が膨らむ

まず、当然ですが低インフレ・低政策金利の国家ではドル建て債務は膨らみ辛いです。それは、金融機関は自国の政策金利と貸付金利の間にわずかでも利鞘があればその回転を増やす事で稼ぐ事ができるからです。

しかし、高インフレ、高政策金利を満たす国はドル建て債務が膨らむ傾向にあります。

新興国の市中の貸付金利は借主の利益率に左右される

先程も触れた通り高インフレ・高政策金利国家では、発展途上にある為資金の借り入れ需要は沢山あります。

しかし、先進国と同じ様に政策金利と市中金利が連動していると自国通貨でその資金を調達するととんでもない高金利でお金を調達し融資先に貸し出すという状況になります。

国内通貨で資金を調達しようとすると国民からお金を預けてもらい高金利をつけて返さないといけないという事になります。

このままでは、金融機関は貸し倒れリスクが高まり、借入業者は利益の大半を借入利息の支払いに当てざるを得ないという事を意味します。

よって、高インフレ・高政策金利の新興国では、先進国の様に政策金利と市中の金利は連動せず、借入企業の利益率に連動した形で市中金利が決定します。

金融機関は、借り入れ企業の利益率を勘案して貸し倒れしない水準に利率を設定して貸付を行います。

・高インフレ、高政策金利国家では自国通貨建ての資金調達が困難であり、結果として相対的に低金利でグローバル通貨であるドル建て債務が積み上がってしまいます。

貸付金利について

続いて貸付金利の構造について見て行きましょう。

貸付金利は国債金利とスプレッド金利で構成される

先程の項目では、高金利・高政策金利の国家の金融機関はドル建てで資金調達をせざるを得ないという事を学んできました。

次に貸付金利の構造についてです。以下の図をご覧下さい。

今回は、ドル建ての金利で考えて見ます。

まず、米国の現在の政策金利は2%前後です。そして、2層構造の上側のスプレッド金利です。

このスプレッド金利は、お金を貸し出す側の利益となる部分です。この比率を上げすぎると貸し倒れリスクが高まる為貸し出す側の与信能力が問われる所となります。

今回のトルコリラショックで新興国通貨は徹底的に売られました。よって、今後アルゼンチンや南アフリカ、トルコなどはドル建て債務に苦しむことが予測されます。

さいごに

トランプ大統領の保護貿易政策による貿易戦争やFRBによる相次ぐ利上げにより新興国にとっては辛い経済状況になってきました。

また、リーマンショックから10年が経ち世界の経済もそろそろリセッションするのではというコラムをよく見かける様になってきました。

私としては、これからリスク資産に資金を費やすのは危険だという認識を持っています。

 

新興国投資は、ボラティリティが大きい

その分リターンも大きい特徴があります。

しかし、相場がどうなるかは誰にもわかりません。どんな相場になっても生き残れる様にして行きたいですね。

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